気味の悪い株高で、本当に把握しておきたい「リスク」とは ー アクティブファンドを眺めてみた 号外版 #10
23,656円。
昨年末の日経平均の終値です。
昨日の終値は26,756円。昨年末比で+13%です。
3月19日には16,358円まで落ちたので、その底値からの比較では+63%です。
コロナウィルスの感染拡大で急激に不透明さが増す前、今年1月には24,115円まで騰がりました。そこから16,358円に。▲32%。
$28,538。
こちらは米国ダウ平均の昨年末の終値。
今朝の終値は$29,999 と昨年末比では+5%です。
こちらも3月には$18,213まで落ちました。そこからの比較で言えば+64%。
感染拡大前の最高値は$29,373でしたから、3月の最安値はそこから▲38%。
ここ最近の株高。資金がジャブジャブに余っているからなんだろうな、とは理解しているのですが、率直に「気味が悪い」です。ワクチン開発の進捗もあるんでしょうけど、かと言って、先行きの不透明さが劇的に減ったとまでは感じられません。
こうした「気味の悪さ」があるからでしょうか、リスク取りすぎていませんか?という問いかけを見かけるようになりました。株価急落の可能性が膨らんでいるのではないか、ということですね。
株価急落に備えて、より値動きの少ない、もしくは、株式とは別の値動きをしてくれる、そんな資産の割合を増やすことを考えては、という提案ですね。
こうした提案について、私が今、考えていることを書いてみます。
以下、有料とさせていただきます。
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