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「自分が選ぶ」「自分で選ぶ」に貪欲な、アクティブファンドのファンの皆さんをお待ちしています ー ”アクティブファンドでオーナーシップ投資をたのしむ!” から 2021年7月号

昨年2月に運営を始めたnoteサークルです。

サークルについてお伝えしているマガジンです。

サークルの掲示板で盛り上がれたらいいな、と思っていることについて、今月は書いてみます。

最初にお尋ねします。

アクティブファンド、アクティブ投資、アクティブ運用 とお聞きになってどんなイメージをお持ちになりますか?

利益を貪欲に求めるアクティブ投資家

こんなイメージをお持ちではないでしょうか。

しかし、よく考えてみると、投資家ってそのほとんどの人たちは「利益」を求めるものですよね。

このイメージでアクティブ投資家との対の存在として想定されているのは「インデックス(パッシブ)投資家」でしょう。つまり、上記のイメージは、アクティブ投資家の方がインデックス投資家よりも利益により貪欲。そういうイメージ。

アクティブ投資家は、投資する対象を自ら選びます。どの会社に投資すれば儲かるだろうか、と調べて、考えて、判断、行動しています。自分の貴重な資本をどこに、どれくらい投じる、割り振るのが良いのか、それを自ら選んでいる。

より多く儲けたい、利益を出したい、そういう動機が何よりも最初に来るアクティブ投資家が大多数だろう、と想像しています。しかし、一方で、自分の資本を向ける先は自分で選びたい、その動機の方が強いアクティブ投資家も居るように思うのです。

10年以上、僕はインデックスファンドを毎月コツコツ買い増していました。今もそれらのファンドは保有していますが、この数年、追加で買い増していません。考え方が変わらなければ、この先も買い増すことは無いでしょう。今現在、毎月、買い増しているのは全てアクティブファンドです。

儲けたい、インデックスファンドを上回る成果を得たい。

そうした理由でアクティブファンドへの投資に変更したわけではありません。

自分のお金、資本の向ける対象、投資先は自分で選びたい。実際の投資先の選定、投資判断はファンドマネジャーに委ねています。自分が「この人たちに任せたい」と感じたファンドにしか投資しません。基準は、投資先の選定方針やプロセス、その説明や報告に納得できるかどうか、です。大事なことは「自分で選ぶ」ということです。

インデックスファンドを保有すると、ファンドにもよりますが、数百、数千の会社の株式をほんの少しずつ保有することになります。どの会社の株式を持つか、どのくらいの量を持つか、それを決めるのは自分ではありません。どの会社の株式を持つかは、株価指数を算出する人たち。どのくらいの量を持つかは、株式市場が決めます。つまり、名前すら知らない沢山の会社の株式を持つ、オーナーになっているということです。

アクティブ投資では、どの会社のオーナーになるのか、人が選んで判断します。オーナーになるまでしっかりと調査して判断する、一度オーナーになった以上はどっしりと時間をかけてお付き合いする、そんな投資を僕は実践したいと思っています。

こうした投資を実践することで、投資先の会社が価値を持続的に創出することが出来て、それが株式市場に適正に評価されれば、時間の経過に応じて、時間が経てば経つほどに絶対的なプラスのリターン、投資の果実を得ることができる、と信じています。

このリターンはもしかしたらインデックスとの比較、相対的には劣後することもあるかもしれません。でも、それは仕方ないことだと割り切っています。大事なことは、自分のお金の向かう先に意思を込めているかどうか、です。

このサークルでは、儲けたい、儲かりそうなファンドは?、この種の話題を取り上げません。

オーナーになる会社を自分が選ぶ

この視点でアクティブファンドとどうお付き合いするか、どんな点を見ていくのがいいのか、そんな話題を多くしていきたいと考えています。

「自分が選ぶ」「自分で選ぶ」に貪欲な、アクティブファンドのファンの皆さんのご参加をお待ちしています!


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