「投資家の思想」という「木の実」を、若い人たちに。 #瀧本宿題
#瀧本宿題 提出します。
● 講義を受けて、感じたこと、考えたこと、決意したことを
2012年6月30日当時、私は瀧本さんのことをほとんど、いや、全然知りませんでした。ですから、講義は受けていません。講義を読ませてもらいました。
最も強く印象づけられたのが、パラダイムシフトの起き方です。若い人たちに、自分で考える事実や材料を提供することの大事さです。
こちらの対談で出てきた「リス」のお話。
この中では「木の実」を「お金」として捉えられています。それも一つの捉え方だと思うのですが、「知識」や「学び」とも捉えることができるのではないか、と感じました。「木の実」が「お金」であれ、「知識」であれ、「学び」であれ、です。何よりも大事だなあ、と感じたのは、それを「どこに埋めるか」ということです。このリスが木の実を埋めた場所が適切だったからこそ、森は何倍にも大きくなったのだ、と。
「木の実」を埋めるべき場所になるのは、私は若い人たちだ、そう考えるようになりました。
他にも瀧本さんの講義から気づかされたことは色々あるのですが、一つにフォーカスするなら、このパラダイムシフトです。
● これから先の8年間で、自分がやるべき「宿題」(課題・目標)を
「投資家の思想」という「木の実」を、
一人でも多くの若い人たちに知ってもらいたい。
最近、そんなことを考えています。
上の記事で紹介した #教養としての投資 に、その「木の実」は詳しく説明されています。
・市場全体、世界全体を買いましょう、その成長にベットしましょう
・特にコストには注意しましょう
・値動きの異なる資産を組み合わせましょう
・買い付けるタイミングを分散しましょう
こうしたTipsが資産形成であちこちで語られるようになりました。非常にシンプルですから、それなりに裾野は広がっています。おそらく、若い人たちの中でもこうしたTipsに触れて、行動を既に起こしている人たちも沢山いるのでは、と想像します。
でも、ホントにこれでいいのだろうか、と、ずーっとモヤモヤしています。
このTipsって、「木の実」なのか、と。
「投資家の思想」の根っこにあるのは、
自分の頭で考えること
です。
これはまさに瀧本さんの言われた
●「自分で考えて、自分で決められる」個人として、自立し(猿から人間になり)
と、同じことを意味している、と私は思います。
「楽ちん」「ほったらかし」も悪くないと思います、
「投資家の思想」がしっかりと自分の体に埋められているのなら。
あと、それなりに年齢を重ねた人たちなら、それでも良いでしょう。
でも、若い人たちが「投資家の思想」を持たないままで、自分の資源、お金だけでなく、時間、スキル、能力をどこに配分するかを自分の頭で考えないままで、安易なTipsに頼ることはとても勿体ないことだと思うのです。
「投資家の思想」が語られている本は、全国の高校や大学の図書館にしっかりと蔵書されるべきだし、可能であれば書店で「学割」が効いてほしいし、漫画版が出たっていい。それらが実現していくと、パラダイムシフトへ一歩踏み出せるのではないか、って思うのです。
「投資家の思想」という「木の実」を、若い人たちに。
これが私が今考えている「宿題」です。
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