スパークス『厳選投資』ウオッチ #67 (2020年12月末)
『厳選投資』 #厳選投資 を毎月買付けています。
『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド
の愛称です。
その『厳選投資』を定点観測するシリーズです。
前回はこちらです。
純資産総額・受益権総口数
『厳選投資』は2008年3月に設定されていますが、あまり昔を振り返っても仕方ないので、この部分はウオッチの起点を2014年6月とします。クリックで拡大してください。
2020年12月は、9ヶ月ぶりに前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。2020年3月の口数増加は分配金再投資の影響があるものと見られ、追い風参考記録的なものです。それを考慮すると、2019年2月、3月以来のファンドへの資金純流入と見ることができます。これは今後の成り行きが大変注目されます。
ポートフォリオ、上位5社の顔ぶれ
月次レポートです。
2020年12月末のポートフォリオの概要です。
11月末です。
投資先に増減なし、17社です。
上位5社のメンバー、シマノに替わって、リクルートホールディングスが登場しました。
パフォーマンス(ローリングリターン/5年・10年)
パフォーマンスです。
5年間保有のデータ期間数は94。うちマイナス発生はゼロです。最大値 30.0%(年率):2012年5月末〜2017年5月末、最小値 6.1%(年率):2015年3月末〜2020年3月末、中央値 19.1%(年率)となっています。5年保有していたら、半分くらいの確率で投資額が2.4倍になるような感じです。
10年リターンの推移です。
こちらはデータ期間数が34と、まだ少ないのですが、ご覧の通り、最小値が2010年3月末〜2020年3月末の12.6%(年率)です。最小値のケースでも10年保有していたら投資額の2.2倍以上になっていたことになります。
つみたてシミュレーション
続いて、つみたてシミュレーション です。
ファンドの設定以来、毎月末に10,000円ずつコツコツ買い付け続けたら2020年12月末にどうなっているか、その行動を開始した月によってどのように違いが出るかを試算したものです。このシミュレーションの起点は2008年3月末とします。
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