
ベイリー・ギフォード/ロイヤル・マイル ウオッチ #27 2022年5月
2020年3月から毎月追加投資している #アクティブ投信 です。
このファンドの定点観測です。
ポートフォリオの現況・投資先上位10社
最新の月次レポートからです。
https://www.am.mufg.jp/pdf/geppou/253406/253406_202204.pdf

投資先数は39社。前月末との比較では2社減っています。
レポートによると
投資行動では、オンライン食事宅配サービス会社の「DELIVERY HERO SE」を全部売却しました。
新しい投資先の追加がなければ、DELIVERY HERO 以外にももう1社、全売却があったものと推測されます。
DELIVERY HERO は2018年6月に投資をスタートしていたようですので、約4年弱の保有でした。

純資産総額と受益権総口数

5ヶ月連続で受益権総口数が前月末から増加、ファンドへの資金純流入となりました。10億口以上の増加は3ヶ月連続でストップ。しかし、4月で9億口の増加です。
2022年5月24日時点では、以下の通りです。

受益権総口数は298.46億口。
4月末との比較では6億口以上の増加となっています。基準価額は4月末比で下落も6ヶ月連続で資金純流入となりそうです。
これだけ基準価額が下がっていても受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入になっていることはかなり意外です。今後の成り行きが注目されます。
信託期間を無期限に! 楽天証券の iDeCo に!
延長後の信託期間終了は 2039年1月25日。嬉しい決定ではあるのですが、やはり理想は「無期限」です。確定拠出年金向けのファンド は無期限ですし、やればできる!って。
願っています。
信託期限を無期限に!
もう一つの願い。それは、この確定拠出年金向けのファンド、
楽天証券の #iDeCo のラインナップに加えてもらえたら嬉しいんだけどなあ
という願いです。
ローリングリターン(1年)
ローリングリターン(1年)です。

2021年4月末から1年保有で ▲29.2% に。2022年1月末、25回目にして初のマイナスとなりましたが、4ヶ月連続のマイナス。マイナス幅は過去最大となりました。
まだまだデータの数が少ないので長い目でじっくりと観察を続けていきます。
エディンバラからの便り 2022年1月〜3月
四半期の運用報告がまとめられた エディンバラからの便り が発信されました。
市場の調整局面で重要なのは、その中で何を決断するかということです。運用チームは、 「長期的に高い成長が可能な少数の企業に投資すること」だけに集中しています。例えば、世 界金融危機の際、結果として私たちは最も難しい投資判断、つまり(不必要な売買は)何もし ないことを選択しました。本能的な「いじりたくなる衝動」に負けず、自らの投資の信念とプ ロセスを貫いたのです。世界中で最も胸躍る一握りの銘柄を発掘し、それらの銘柄の長期の成長可能性を信じている限りは市場の調整局面の中でも保有を続けるのです。当運用戦略の投資 先企業が、向こう数年間で私たちが期待するような事業パフォーマンスを発揮するならば、そ の企業は株価が下落している現在、割安にも見えます。株価がいつファンダメンタルズに回帰 するかを言い当てることはできませんが、忍耐強さが試される局面だと考えています。
”忍耐強さ”が試される局面 と。
投資先を信じている限り、保有を続ける。この考えを貫く。

運用チームでは、避けられない地政学リスク、常に変化するマクロ経済、そして株式市場の一時的な変 動について、短期的に予測しようとするより、投資先企業のファンダメンタルズに注目し、今後5年、あるいはそれ 以降のビジネスがどうなるかを深堀する方が、より価値ある時間の使い方であると考えています。
何に、どこに、どんな行動に時間を投じるか、が時間軸が長くなればなるほど差、違いを生むのだろう、と思います。
エディンバラからの便り、次回も楽しみです。
バックナンバー
このファンドの定点観測のバックナンバーは下記からご覧ください。
コツコツ投資 実際のところ、
おまけ、
日記「的」は
”有料パート” となります。ご了承ください。
「アクティブファンドを眺めてみた」は定期購読してくださっている皆さん=Subscribers 限定の記事もありますので、定期購読がお得になっているはず!?
ここから先は
チップを頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://tfk.yumeshokunin.org/