スパークス『厳選投資』ウオッチ #68 (2021年1月末)
『厳選投資』 #厳選投資 を毎月買付けています。
『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド
の愛称です。
その『厳選投資』を定点観測するシリーズです。
前回はこちらです。
純資産総額・受益権総口数
『厳選投資』は2008年3月に設定されていますが、あまり昔を振り返っても仕方ないので、この部分はウオッチの起点を2014年6月とします。
2020年12月は11月末比で受益権総口数増=ファンドへの資金純流入となりましたが、2021年1月は12月末比で受益権総口数減=ファンドからの資金流出でした。2ヶ月連続での資金純流入とはなりませんでした。
ポートフォリオ、上位5社の顔ぶれ
月次レポートです。
2021年1月末のポートフォリオの概要です。
12月末です。
投資先は17社で増減ありません。
上位5社のメンバーも同じですね。
株式組入比率は1.2ポイント増、99.7%となっています。
パフォーマンス(ローリングリターン/5年・10年)
パフォーマンスです。
5年間保有のデータ期間数は94。うちマイナス発生はゼロです。最大値 30.0%(年率):2012年5月末〜2017年5月末、最小値 6.1%(年率):2015年3月末〜2020年3月末、中央値 19.1%(年率)となっています。5年保有していたら、半分くらいの確率で投資額が2.4倍になるような感じです。
10年リターンの推移です。
こちらはデータ期間数が35と、まだ少ないのですが、ご覧の通り、最小値が2010年3月末〜2020年3月末の12.6%(年率)です。最小値のケースでも10年保有していたら投資額の2.2倍以上になっていたことになります。中央値は15.6%(年率)、4.27倍です。
今回から1年リターンの直近60ヶ月平均を追いかけてみます。2016年2月から2021年1月の60ヶ月の平均は10.9%となっています。
国内株式の代表的な株価指数に連動するETFと比べてみるとこんな感じです。
つみたてシミュレーション
続いて、つみたてシミュレーション です。
ファンドの設定以来、毎月末に10,000円ずつコツコツ買い付け続けたら2021年1月末にどうなっているか、その行動を開始した月によってどのように違いが出るかを試算したものです。このシミュレーションの起点は2008年3月末とします。
ここから先は
チップを頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://tfk.yumeshokunin.org/