ポートフォリオで債券が果たしていた役割 #16年以上投資信託を毎月買い続けて 第1回
先日、私のポート不フォリオの変遷についてお話する機会がありました。
その後、あらためて振り返ってみようと考えたことがありました。
一つが、債券を保有するか。現在、毎月買っているファンドは全て株式を投資対象にしているため、債券の保有はほとんど増えていません(一部、未上場企業の社債への投資は漸増していますが)。結果、ポートフォリオ全体に占める割合は漸減しています。
2009年2月頃には債券の割合が約17%でした。
2019年10月末時点ではそれが6%まで下がっています。
上述の通り、債券がそれなりの割合で組み入れられているファンドを新たに買い増ししていませんから今後さらに減っていくことになります。
ふと、外国株式と外国債券のリターンの推移を調べてみたくなりました。その結果です。
これを見て感じたことです。
1.値動きの仕方は似ているものの、債券を株式と一緒に保有することでポートフォリオ全体の値動きをマイルドにしていた。
2.期間を長くすればするほど、株式がより大きなリターンを得る。
何か新しい発見というわけではありません。が、私自身のこれまでを振り返って、資産運用に取り組み始めてしばらくの間、債券をいくらかでも保有していたことは悪くなかったのだな、と感じました。債券が、株価下落時の評価損の金額を債券が抑えてくれていた、体感するダメージを減らしてくれていたのではないか、と。16年以上、投資信託での資産形成を続けられたのは債券のおかげ?かもしれません。
ポートフォリオの規模が当時と比べて大きくなった今となっては、大きな下落でダメージを受けても心が折れないだろうって自信を持ったからなのでしょうね、債券はもうこれいじょうは増やさなくてもいいだろう、って考えられるようになったのだろうと思います。
あらためて感じることが最近いくつかありますので、何回かシリーズ的にノートをつくってみようと思います。
次回をお楽しみに。