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来週とても楽しみなこと ー 会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方 [実践編] #会計クイズ
テレビ番組でよく見かける光景です。
経営者が登場。
ところで、年商はおいくらですか? という問いに
30億円です!という答え。
それを聞いた他の出演者たちが「わぁーっ」て感嘆の声を上げる。
こうした光景を見る度、感じるんです。
年商=売上 であって、利益ちゃうねんで。
確かに売上デカいのはスゴいけど、儲かっているかどうかはコスト次第やで!
営業利益はいくら?税引後利益はいくらですか?
って訊かな、って思うんです。
お金持ちの人、資産家が登場。
資産はどれくらいですか? という問いに
3億円ですかね、という答え。それを聞いた他の出演者たちが「わぁーっ」て
感嘆の声を上げる。
こうした光景を見る度、感じるんです。
資産はあくまで資産。借金まみれの3億円と、無借金の3億円とは、月とスッポン。
まるっきり別物。資産額は?って訊くんじゃなくて
「純」資産はいくらですか?
って訊かな、って思うんです。
こういう光景を何度も何度も見るにつけ、会計や決算書の知識が社会にあんまり浸透していないのね、と実感します。
”日本人全員が財務諸表を読める世界を創る”
これを合言葉に活動されているのが 大手町のランダムウォーカーさんです。
以下、「大手町さん」と呼ばせてもらいます。
2年前に出版された、この本に大いに楽しませてもらいました。
この本の続編、”実践編”が来週、発売されます!👏👏👏
そのプロモーション的な意味合いで、 大手町さんが #Voicy で精力的に発信されています。
発信をお聞きしていて、感じたことがあります。
会計、財務(ファイナンス)のエッセンスを、必修にすべきだったのでは?
ってことです。
我が家には高校1年生の息子がいますが、この「金融教育」がどんなものか、よくわかっていません。でも、上の記事で紹介されているスライドを見る限り、会計や財務の香り、匂いが感じられない印象です。
すごく飛躍した、乱暴な意見だと承知しています、
でも最近、こんな仮説を持っています。
日本経済の長期、超長期停滞の理由の一つが、
会計・財務の基礎知識を習得、体得している人が、
誰もが想定している以上に、少ないから。
ですから、
”日本人全員が財務諸表を読める世界を創る”
この合言葉、めちゃくちゃ「その通り!」って強く思います。
財務諸表は「決算書」でもいいですね。
会計・財務の基礎知識を体得している人、決算書をちゃんと読める人が増えれば、怪しい詐欺も減ったりするだろうし、何より会社、事業へのリスペクトが高まるんじゃないか、と思います。色んな学び、発見につながるはずです。
お恥ずかしい話
お恥ずかしい話を一つ。
僕は大学生のころに簿記の勉強を少しだけ、ちょっぴりやってみることがあって。
「売掛金」の存在をその際、知りました。
企業間の取引が「信用」で成り立っていることを。
商慣習として当たり前に行われていること、それを簿記に触れるまで知らなかったのです。
つまり、会計や財務は、会社や事業、実際に何が起きているかを知る、生きた教材です。
サラリーマンになるにせよ、起業するにせよ、個人事業で身をたてるにせよ、家業を継ぐにせよ、公務員になるにせよ、会計・財務の知識は必ず役立つ。
僕はそう思っています。
大手町さんの”実践編”は来週発売されますが、その前に既刊の第1作を手にとってみてはいかがでしょうか。 #会計クイズ で楽しく学べると思いますよ。
続き
(この記事で書こうとしていたのに漏れてました)
この記事をつくっている際に「書くぞ!」と意気込んでいたお話が漏れていたので、別途記事をつくりました。下記のリンクからご覧ください。