見出し画像

クラシコムさん、2024年7月期 決算

#クラシコム  さんの2024年7月期の通期決算が発表されました。

決算短信   補足資料

僕はクラシコムさんの株主です。

第3四半期決算の際の記事です。

単体と連結での比較となりますが、前期 との比較です。

業績推移ですが、2024年7月期は連結決算です。

重要な収益指標となったEBITDAのセグメント別の数字に注目です。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04874/1d02b8f0/ef34/4257/ad27/c0125c41cabe/140120240821574619.pdf

全社ですが、2024年7月期の各四半期別の明細です。

第4四半期で販管費が増加、EBITDAマージンを押し下げていることがわかります。

「北欧、暮らしの道具店」の売上高の直近12ヶ月(LTM)推移です。

エンゲージメントアカウント数の四半期末の推移です。

エンゲージアカウント数に24/7からSNS等の集計にThreadsを追加

この追加が増加率アップに寄与したのでしょうか。

購入者数、新規会員数の直近12ヶ月で推移をみました。

継続購入者は確実に増加している
新規購入者はコロナ禍に増加、23年7月期はTV放映効果による底上げがあったが、24年7月期は特殊要因なく下期は伸び悩む
一方で復活購入者が伸びているため、新規+復活はほぼ横ばい
エンゲージメントが継続している過去の購入者が増えているため、復活購入者は安定して増加

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04874/1d02b8f0/ef34/4257/ad27/c0125c41cabe/140120240821574619.pdf

業績、収益性も気になりますが、何よりクラシコムさんの商品、サービスを通じてどれだけの笑顔が増えているのか、それが僕の最大の関心事です。もちろん、この定点観測では数字もチェックするようにするつもりですが。

今回の発表では、現状の課題認識と、それを踏まえた2025年7月期以降の事業方針が説明されていました。

マーケティング投資を拡大することにより、EBITDAの絶対額は減少することになります。こうした投資は損益として単年度で認識されるためやむ無しです。注目したいのは、この投資が1年以上のスパンで効果をもたらすか、ですね。加えて、その効果をどう測るか、捕捉するか、にあるはずです。

この投資が所期の成果、できればそれ以上の成果を実現してくれることに期待しています。なので、次回以降の決算発表では、この投資の効果、振り返りについても丁寧に説明してくださると嬉しいですね。


いいなと思ったら応援しよう!

renny | 投資家
チップを頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://tfk.yumeshokunin.org/