NVIC "おおぶね" 月次レポートを読んで ー 2021年10月
毎月の更新がとっても楽しみな、
農林中金バリューインベストメンツ #NVIC さんの
#おおぶね #おおぶねJAPAN #おおぶねグローバル
の月次レポート。
おおぶねJAPAN、おおぶねグローバル、月次レポートは以下のリンクからご覧になれます。
↓ おおぶねJAPAN ↓
↓ おおぶねグローバル ↓
おおぶね はNZAMさんのWebサイトに載せられています。
おおぶねJAPANの月次レポートで詳しく説明されている投資先の会社は
#オリエンタルランド さんです。
オリエンタルランド
最強のコンテンツをフルレバレッジしたエンタメ空間
僕は関西で育ちましたが叔父叔母が千葉に住んでいたこともあり、ディズニーランドには開園間も無くに行った記憶があります。大学進学で上京して以来30年首都圏で暮らしています。子どもが小さい頃にほんの一、二度は訪れましたが、通算で4、5回しかお世話になっていない感じです。結構近くに住んでいるんですけどね。前回の東洋水産さんほどには縁が無いってことです。
業績推移です。
売上高は左側縦軸、利益は右側縦軸の目盛です。
2021年3月期はコロナ禍による休園等々で大幅減収、赤字決算となっています。
IR資料 によると、テーマパーク事業が売上高の8割弱を占めているそうです。
2020年3月期の決算説明資料 からです。期末にかけてコロナウィルスの影響が出ています。
収益性です。
高い営業利益率ですね。総資産回転率は低下ぎみなためROAも下降基調。
バランスシートです。
総資産は2011年3月期末との比較で2021年3月期末は1.8倍になっています。一方、固定資産は1.5倍程度。キャッシュフロー計算書の現金同等物は4.67倍に。コロナ禍にあって手元現金を厚くしていて良かったのかな、とも感じますが、現金比率は少し高いのでは?
こんな資料がありました。
「地震リスク」・・・なるほどです。
コロナウィルスが今後どうなっていくか、大きな影響を受ける会社ですので今後も注目しておきたいですね。
レポートでは「オーナー」と「ユーザー」の違いについてコメントされています。
おおぶねグローバルの月次レポートで詳しく説明されている投資先の会社は
Fuchs Petrolub さんです。
Fuchs Petrolub
Fuchs Petrolub(フックス・ペトロルブ)はドイツを拠点としたグローバルなスペシャルティ潤滑油メーカーです。
2021年6月末で総資産は€2,206百万 とさほど大きくありません。比較するのは適当では無いのですが↑のオリエンタルランドと比べると遥かに小さい。2015年末で総資産に占める固定資産の割合がグッと上がっている(2014年末比 8ポイントアップ)のはレポートでも言及されている買収が理由と推測されます。
例えば、Pentosin社は自動車OEMメーカーからのグローバル化要請に応える為に、2015年にFuchsグ ループの一員となりました。
EBIT/売上高が少し低下している感じです。足元は少し上昇しているようですので今後の推移がどうなるか注目されます。
NVICさんの「産業の付加価値」「競争優位性」「長期潮流」の視点での分析、評価についてはぜひレポートをご覧になってお確かめください。
最近のIR資料 です。
自動車産業のウエイトが3割。EV化が進むことってどうなんだろう?
この変化を機会にして新しい価値を提供できるか、さらに競争優位性を強化できるか、注目されます。
投資先の業績や財務等を実際に眺めてみると、また時間をおいて眺めてみたくなりますね。
次回のレポートも楽しみに待ちたいと思います。