スパークス『厳選投資』ウオッチ #66 (2020年11月末)
『厳選投資』を毎月買付けています。
『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド
の愛称です。
その『厳選投資』を定点観測するシリーズです。
前回はこちらです。
純資産総額・受益権総口数
『厳選投資』は2008年3月に設定されていますが、あまり昔を振り返っても仕方ないので、この部分はウオッチの起点を2014年6月とします。クリックで拡大してください。
2020年11月は10月末から1.67億口の減少となりました。減少=ファンドからの資金流出 です。2020年3月は前月末比増加していますが、これは分配金再投資が大きく影響していますので、それを考慮すると、2019年4月からの資金流出基調が継続しているわけですが、そろそろ転換=ファンドへの資金流入が起きるのか、次回が注目されます。株価水準が高位にあると解約が増える傾向にありますし、調整が入ってもやはり解約が増えそう。どうなりますやら。
ポートフォリオ、上位5社の顔ぶれ
月次レポートです。
10月末です。
投資先に増減なし、17社です。
上位5社のメンバーに変更はありません。
パフォーマンス(ローリングリターン/5年・10年)
パフォーマンスです。
5年間保有のデータ期間数は93。うちマイナス発生はゼロです。最大値 30.0%(年率):2012年5月末〜2017年5月末、最小値 6.1%(年率):2015年3月末〜2020年3月末、中央値 19.1%(年率)となっています。5年保有していたら、半分くらいの確率で投資額が2.4倍になるような感じです。
10年リターンの推移です。
こちらはデータ期間数が33と、まだ少ないのですが、ご覧の通り、最小値が2010年3月末〜2020年3月末の12.6%(年率)です。最小値のケースでも10年保有していたら投資額の2.2倍以上になっていたことになります。
つみたてシミュレーション
続いて、つみたてシミュレーション です。
ファンドの設定以来、毎月末に10,000円ずつコツコツ買い付け続けたら2020年11月末にどうなっているか、その行動を開始した月によってどのように違いが出るかを試算したものです。このシミュレーションの起点は2008年3月末とします。
ここから先は
サポート頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://note.com/renny/n/n944cba12dcf5