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#オーナシップ投資 を考える ― 株主総会と #投資信託

その更新を楽しみにしている、ろくすけさんのブログ。先日、とても印象深い記事がありました。

私がこの記事に注目した理由。私も #投資信託  を通じて、 #コシダカホールディングス  に投資しているからです。

たとえば、このファンド。

あと、このファンドも。

こちらのファンドには2014年9月以前から投資先として組み入れられています。5年以上保有しています。私がこのファンドのinvestを始めたのは2016年2月なので、私も3年以上保有していることになるかと思います。


ろくすけさんの冒頭の記事を拝見して、これぞ #オーナーシップ投資  だと感じました。株主総会にそのエッセンスが凝縮されているのがあるべき姿なのではないか、と。非常に大きな時価総額で株主も散り散りバラバラになっている大型な会社ではなかなか難しいのかな、と思うのですが、中小型の上場会社にとっては、この機会は会社側、投資家側にとって非常に大事なのではないでしょうか。

中小型の会社を主な投資対象としているファンドを数本保有していますが、月次レポート等で #株主総会  が話題になることはまずありません。ファンド自身が株主提案していたケースは取り上げられていましたが。

しかし、よくよく考えると、これは非常に奇妙なことのようにも思えます。議決権行使の状況を年に一度、運用報告書で伝えるケースも散見されますが、それだけでいいのかな、と。個別の「対話」、エンゲージメントも確かに大事でしょうけど、株主総会に投資家としてその場にいないって、どうなのだろう。またお金を託してくれている人たちに対してその様子、内容を伝えることは、ファンド投資家のために「何を為したか」という説明にもなると思うのです。なんて表現したらいいんだろう、基礎の基礎、基本動作じゃないか、って。

議決権をどう行使するか検討するために投資信託の受益者の意見を聞く、とか、株主総会で投資先の会社に伝えたいこと、質問したいことを受益者から募る、とか、そういうことがあってもいいんじゃないか、とも思います。こういうことが「株式投資とは」を考える、自分の血肉にするプロセスとなるのではないでしょうか。

株主総会に行くと、その会社にどんな株主がいるのか、その雰囲気が掴めたりするのでは、と想像します(非上場の会社の株主総会には何度も出席していますが、上場会社のそれには一度しか出席したことがありません)。ちなみに、この考えの下、investしているファンドのイベント(運用報告会等)に出かけた際に、私が最も注意しているポイントです。Q&Aの質問なんかでそれがちょっと感じられたりするんです。「こんな成績でどうしてくれるんだ」的な質問が飛び交うファンドもありますんで。

投信会社が議決権行使に賛成、反対の数を示すばかりではなく、株主総会の様子なんかを伝えてくれると、 #オーナーシップ投資  をもっと実感できるのではないか、そんなことをろくすけさんのブログから強く感じました。

ろくすけさんのこのシリーズはこれからもとても楽しみです。



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