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『月刊 京大川北/JPX日本株指数とJPXプライム150指数』 第21号 (2024年9月末)
2023年1月30日から公表が始まりました、京大川北/JPX日本株指数
JPXさんのリリースです。
京都大学さんのリリースです。
京大川北/JPX日本株指数 の詳細は下記のページでご覧になれます。
2024年7月末に2度目の入れ替えがありました。
200社のリストは こちら です。
そして、2023年7月3日からリアルタイム公表がはじまりました、JPXプライム150指数。
こちらは2024年8月に最初の入れ替えがありました。
指数を構成する150社のリストは こちら です。
京大川北/JPX日本株指数、JPXプライム150指数 この2つの株価指数を毎月定点観測するのがこのマガジンです。
前回はこちらです。
京大川北/JPX日本株指数 とは
この株価指数を考案され、指数の名前にも入った、川北英隆さんのブログからです。
長期投資の視点から、優良かつ成長する企業を選別する。次に、その選別した企業に基づいて新しい株価指数を作成する。
昨日から「京大川北/JPX日本株指数」の指数値の計算、公表が開始された。何とかプラス(値上がり)でスタートした。長期投資用の株価指数なので、その日の値上がり、値下がりは関係ないのだが、まあ最初は値上がりの方が「縁起がいい」。
長期投資用の株価指数なので、その日の値上がり、値下がりは関係ない
とのことですので、日次、週次で追いかけるのはアレですし、月次くらいならちょうどいいのかな、と思いまして、Monthlyで定点観測することにしたわけです。
JPXプライム150指数はリアルタイム公表がありますが、京大川北/JPX日本株指数は1日1回、終値のみの公表です。
ろくすけさんがこの京大/川北JPX日本株指数について記事をつくられています。ぜひぜひご覧ください。
京大/川北JPX日本株指数 2024年7月末の入替後のメンバーを眺めた記事、つくりました。
JPXプライム150指数 とは
今般、東証プライム市場に上場する時価総額上位銘柄を対象に、財務実績に基づく「資本収益性」と将来情報や非財務情報も織り込まれた「市場評価」という、価値創造を測る二つの観点から選定した銘柄を「価値創造が推定される我が国を代表する企業」と位置付け、これらの銘柄により構成する新たな株価指数「JPXプライム150指数」を開発しました。
なお、上記のうち「資本収益性」については、ROE(株主資本利益率)と株主資本コスト(投資者の期待リターン)の差である「エクイティ・スプレッド」(注1)を、「市場評価」については株価をBPS(1株当たり純資産)で割った「PBR」(注2)を指標としてそれぞれ採用します。
JPX総研は、「JPXプライム150指数」により価値創造が推定される我が国を代表する企業を見える化し、本指数やその構成銘柄が国内外の機関投資家や個人投資家の中長期投資の対象となることを通じて、価値創造経営の浸透、日本株市場の魅力向上に寄与することを目指します。
オリジナルメンバーの150社を眺めてみたのが以下の記事です。良かったら覗いてみてください。
JPXプライム150指数の基準値は 2023年5月26日、1000となっています。
2024年9月末の終値
京大川北/JPX日本株指数
2024年9月末の終値は
12,634.17
でした。
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データソースは
日経平均トータルリターン・インデックス
日経平均の配当込バージョンです。
JPXプライム150指数
2024年9月末の終値は
1,189.79
でした。月間騰落率は ▲2.58% でした。
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JPXプライム150指数に連動するETFが上場!投資信託も設定!
JPXさんのリリースです。
ETFは1月24日に上場しました。
追加型の公募投信も設定されました。
野村アセットマネジメントさんもETFを設定、3月18日に上場。
京大川北/JPX日本株指数、JPXプライム150指数にも「配当込み」がある!
「京大川北/JPX 日本株指数」の算出・公表について を見ると、ハッキリ書かれていました「配当込み指数」 「あり」と。
JPXプライム150指数にも「配当込み指数」は「あり」となっています。
では、毎日公表されているのはどちらか。どうやら「配当なし」のようです。
さて、考案された川北英隆さんのコメントをもう一度注目してみましょう。
長期投資の視点から、優良かつ成長する企業を選別する。次に、その選別した企業に基づいて新しい株価指数を作成する。
長期投資用の株価指数
京大川北/JPX日本株指数は「長期投資」のためのモノサシとしてつくられたもの、
僕はそう理解、認識しています。
であれば、です。「配当込み」も公表してもらいたいなあ、と。
この記事をご覧のみなさまはどうお考えになりますか?
以上 『月刊京大川北/JPX日本株指数とJPXプライム150指数』第21号 でした。
次回をお楽しみに!
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