遠くへ飛ばしたい、ではなく、遠くへ飛んでいくように ー 池松潤さん @jun_ikematsu から @bar_bossa で学んだこと
渋谷、bar bossa で池松潤さんとワインを飲みながらお話ししてきました。
↑の記事で述べられている通り、スタートアップ Col さんにジョインされて3ヶ月。
怒涛の3ヶ月だったそうです。色んなお話をお聞きしました。スタートアップってこうなんだなあ、と感じながら。
さて、↑の池松さんの記事。曰く「遠くまで飛んだ」と。
「遠くまで飛んだ」というのは、思いがけない人の目に触れた、読まれたということです。こう応じました「そんな人たちが読まれたんですか?、遠くまで飛んだんですね〜」って。
池松さんに問われました。
「rennyさん、(自分でつくった記事、発信を)遠くへ飛ばしたいんだ?」
図星です。自分の思いもよらない場所まで飛ばしたいな、と、実は、そのことを結構、しょっちゅう考えています。
そんな僕に、昨日、池松さんが教えてくださったのが「弓と禅」でした。
存在は知っていました、「弓と禅」。
この記事のような見出しはあちらこちらで見たような。
池松さん流のトークで「弓と禅」の概略をご説明してくださいました。
そうか!と気づかされました。「遠くへ飛ばそう」ということでそこに意識を向けることよりも、もっと大切にすべきことがある、と。
自分が信じていること、自分が感じたことを表現、発信する、形にすることに、より大きなエネルギーを傾ける、投資するべきなのだろう、って。
それで遠くに飛んでいくかなんてわからない。けれど、遠くに飛ばしたい、ってそれを意識しているよりも、遠くに飛んでいく確率が高まるんじゃないか、って。
#クリエイティビティは移動距離に比例する
池松さんは「旅」をススメてくださいました。「旅」をしてみると、色々と感じることが増えるでしょ、と。
池松さんの言葉を借りれば「ネタ」が増えますもんね。旅なら西(九州とか)がいいかもね、的なリコメンドも頂きました。そういう機会もつくらなきゃな、と思いました。
急に遠くに旅に出るのは難しいのですけれど、そこは工夫できそうです。
ボケが無い
池松さんのご指摘されたことで、もう一つ「ああ、なるほど」と感じたことがありました。
僕の記事に対して「ツッコめるところが無いよね」と。
もっとツッコミをもらえるようにしたら、ということだと受け止めました。確かに、なるべく間違えないように(といっても細かな間違いは山ほどあるのですが)と気をつけています。というか、そもそも、自分のつくった記事に「ツッコミ」をもらおう、もらいたい、そういう意識が今までありませんでした。
記事をつくる過程で「ちょっとボケとこか」「ツッコミほしいなあ」みたいな遊び心?が無かったことに気付かされました、関西人なのに。普段つくっている株式投資や資産形成の文脈で、どうボケるか、という問題はあります。
難しい。でも、今までその発想が無かったので何か出てくるかもしれない。「遠くに飛んでいく」可能性を秘めているのはここにあるかもしれない。そんなことを、ぼんやりと考えました。
たとえば、です。昔の自分を省みた時、あの頃の考え方ってちょっとどうなの?みたいなこともあります。一種の「ボケ」です。それは意図したボケではなく「マジボケ」だったのですが、それに「ツッコミ」を入れる、とか。ちょっと考えてみよう。
色々とお話をしていて飲んだワインの量が少なくて、林さんには申し訳なかったです。ベロベロになっていたら記憶が飛んでしまっていたと思うので、ベロベロにならなかった分、かなりしっかりと記憶に刻むことができました。
貴重なお話を沢山してくださった池松さんに深く感謝です。
bar bossa 昨夜もステキでした。またお邪魔させてください。