ベイリー・ギフォード/ロイヤル・マイル ウオッチ #7 2020年9月
2020年3月から毎月少しずつ買い足している #アクティブファンド です。
このファンドを毎月定点観測しています。前回はこちら。
最初に純資産総額と受益権総口数を見てみます。
純資産総額・受益権総口数
2ヶ月連続で受益権総口数が前月末比増加です。1年前と見比べると減っていますね。資金の出入りが激しい印象です。
ポートフォリオの現況・投資先上位10社
最新の月次レポートです。
ファンドの投資先、上位10社の推移です。
先般、2020年6月末時点の全ての投資先を紹介する資料が公表されました。
今後も四半期ごとにこの資料は提供を継続して欲しいものです。
切に期待しています。
こちらの資料を見ると、各投資先について、保有開始の時期が示されています。これを記載してみました。上位10社の平均保有期間は7.40年。10年以上保有しているのが、AMAZON と KERING です。
投資先は2社増えて、34社に。
投資行動では、オンラインでの中古自動車販売などを手がける「CARVANA CO」や中国で住宅取引プラットフォームを運営す る「KE HOLDINGS INC」を新規購入しました。
ローリングリターン(1年)
ローリングリターン(1年)です。
2019年8月末からの1年で2倍超に。長い目で見ていきましょう、長い目で。
コツコツinvest 実際のところ
私自身のinvest はこんな感じです。
まだまだ始めたばかりなので、こちらも長い目で見ていきます。
新投資先をちょっと眺めてみました
上記の通り、新たな投資先として2社が加わったとのことで、ちょっぴり眺めてみました。
まず、中国の不動産取引のオンラインサービス、KE Holdings。こんなニュースがありました。
業界の常識を打ち破るビジネスモデルとテクノロジーにより、貝殻找房は中国最大の不動産取引プラットフォーム、また中国第二位の商業プラットフォームの地位に上り詰めた。
もう1社、CARVANA がユニークでした。
中古車の自動販売機? 実際には中古車販売のWebサービスとのことですが、物件の受渡の際に特製のコイン?を入れるとか。
自動販売機なんて要るの?って言われてます笑
でも、実のところ、こういう見方もあるそうです。
ところが、多くの地元メディアや批評家たちの見解を見てみると、この自販機がどうやらカーバナの成長を支える「キーアイテム」らしい。米国の販売店、特に中古車の販売店に行くと、販売員に猛烈に勧誘されるだけでなく価格交渉も必要になり、煩わしさは否めない。20~30代を中心とするミレニアル世代はこれを嫌がる傾向があり、簡単な手続きで車両の引き取りができるカーバナの自販機は喜ばれるのだという。
業績 を見てみると、赤字でした。が、成長してます。
株価はこんな感じです。
今年3月に付けた最安値からすると、半年でテンバガーになったりしたタイミングもあったようで。今後、この事業がどんな風に展開されていくのか、興味深いですし、こんなニュースも。
アリババの話は、中古車ではないようですけれど。
いずれにせよ、ベイリー・ギフォードさんらしい投資先の選定だなあ、って感じました。
同社は、従来の企業価値の指標である1株当たり利益(EPS)や株価収益率(PER)にはほとんど注意を払わず、代わりに3つの要素を徹底して重視している。それは「企業の成長性」「競争優位性」そして「持続性」だ。価値志向の投資家であれば目を回しそうな銘柄に顧客の資金を留めておくこともいとわない。
彼らが選ぶ投資先との出会い、楽しいですね!
次回をお楽しみに!