旅したり会社経営したり山登ったり歩んできた人生
簡単な自己紹介記事です。
はじめましての方は読んでもらえると他の記事も楽しめると思いますので、ぜひ読んでみてください。
経歴の前に
さかのぼること2010年、
今でも覚えている成人式の2週間後の1月25日
20歳の時にカナダへワーキングホリデーに行き、1年半ほど滞在して、
そのあとヨーロッパ、中東、アジアを周り、2年ぶりに日本に帰国。
帰国日は出発日と同じ1月25日
2010年はバンクーバーオリンピックのあった年で、
2011年はギリシャが財政難でストライキやらなんやらあって、シリアは内戦を始めてビザ取れなくなったし、エジプトはアラブの春で革命が起きていたし。
そんなときに世界を旅して、帰国後、またこれもいろいろとありましたが、今では、会社を経営するようになりました。
いままでの経歴をざっくりと振り返ります。
トヨタ時代
名古屋出身です。
よく中卒と言っていますが、一応、通信制の高校を卒業していてます。
が、いわゆる高校受験をして、高校生活をエンジョイして、という学生生活は送っていません。
中学を卒業してからどういう進路に進んだかというと、
トヨタ自動車社内の教育機関であるトヨタ工業学園に入りました。
中学時代、勉強は好きだったけど、高校や大学に行って7年という膨大な時間を費やすのは、なんか違うなぁと日々悶々としていた中学時代。
サッカーをずっとやっていましたが、夏の大会で引退して燃え尽きてしまい
進路についてけっこう悩んでいたような気がします。
やりたいこともないし、高校に行きたい!とか高校でこれをしたい!みたいな感情もなく、、思春期の悩める年ごろですよね。
そんなときの、3年生進路説明会
就活担当の先生がたまたま入手した情報が気になり、即パンフレットの取り寄せをしたことを覚えています。
全寮制で給料がもらえる、生活費もすべて給料でまかなえるので経済的に自立して生活できるのが魅力に感じて、ここだっ!と僕の第六感がザワザワしました。
これだ!と即決
全寮制で働きながら、勉強もできる。卒業後はそのままトヨタ自動車の社員として働くことが保証されている。
自分ではまったく想像できない選択肢でした。
両親に相談することもなく、これだ!と即決
(今では、寮は個室になってるんですね。僕の時は1部屋5人、テレビなし、インターネットなし、携帯は1年前にギリギリ許可された、門限21時など、寮生活、学園含め日本有数の厳しさでした。)
ちなみの両親とは、仲が悪いことはないですが、特別、仲良くはないですね。
どちらかというと貧乏な家庭、今でも実家に帰れる距離であっても数年くらい会っていませんし、(会うのは葬式くらい)
連絡もしません。
思春期であれば、反抗期だったりいろいろあるでしょうけど、大人になってもこんな感じなので、性格が違うのでしょう。兄弟もいますが同じです。
厳しい規律訓練
話をトヨタ工業学園に戻して、
今の時代珍しいですが、いわば軍隊です。
決して誇張しているわけではありません。
自衛隊のような規律訓練を受け、3年間心身ともに鍛えられたのちにトヨタ自動車本体に送り込まれるシステムです。
規律訓練をした人間がやる卒業式なんか一般人が見たら感動ものです。良い思い出です。
(いや、苦い思い出のほうが多いか。。何度脱走しようと思ったことか)
卒業式は、日本トップの完成度と言われています。
防衛大学の卒業式もすごいみたいですね。
3年間は、学園と職場を行き来し、海外研修でカナダに行ったり(これが後のカナダワーキングホリデーに繋がります)
山を登ったり、遠泳訓練をしたり、20kmマラソンを走ったりと、いろんな訓練もしましたね。
週ごとにカリキュラムが変わるのですが、学園にいる週は部活動という名の体力つくりもあって、名古屋グランパスのとなりの人工芝のグラウンドでサッカーもしてました。
土日はサッカーの試合に行ってましたし、全寮制ということもあって気が休まることはなかったですね。
そして、学園を卒業後2年勤めて、トヨタ自動車は20歳のときに退職しました。
20歳での退職
特に不満もなく、でも満足もなく、なんとなく退屈さは感じていました。
強いて言えば、昼夜勤の2交代勤務だったので、肌が荒れることでしょうかw
学園時代を含めると5年くらい在籍して会社の人と過ごしていたので、今後の人生について悩んでくるときじゃないでしょうか。
僕の場合は、15歳からトヨタの中にいて全寮制で、外の世界と比べることなんてしたこともなかったのですが、なんとなくこのままでいいのかな?なんて思っていました。
16歳の時に体験したカナダ生活、18歳から日本各地を旅行し始めてその時に会った人たちの影響も少なからずあったのかもしれません。
もっと言うと、僕の元職場はトランスミッションを作っていた工場なので、将来、電気自動車になったら部品そのものがなくなるんですよね。
だからと言ってクビになるとは思ってはいませんでしたが、トヨタだったらこのままずっと安泰、という安心感はありませんでした。
最近の自動車産業を見ていても、ちょっと前までの給料が上がっていって当たり前という状況ではなく、どことなく不安はあります。
あとは元々、海外に住んでみたいという想いはありましたね。
カナダ時代、バックパッカー時代と続きます。
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