私の就活
私の就活は先日幕を閉じた。
就活を始めたのは今から約1年前、右も左もインターンのいの字も分からなかった。ESも稚拙で夏はゼミの紹介の所しかインターンに行けなかった。
自分に合う業界、企業、業務が分からなかった。今思うと分かろうとしなかったんだと思う。というのも、ゼミと絡みがある企業A社に入れればそれで良しと考えていたからだった。
まぁ、大学の次に続くレールだと思っていて就活を完全に舐めていたんです。笑
また実際自分の行きたいと思っていた金融業界(この時はただ何となく金融がかっこいい仕事と思っていた。)だったことや、ゼミの先輩方が多くいるとのことでどこか安心感があったんだと思う。
秋頃ゼミが再開就活してからみんなが早期選考に向けて面接対策だのグルディスだの話だしたことに焦って、そのゼミとの関係のあるA社以外も探さなきゃと思って合同説明会に出てみたり、先輩や教授に聞いたり、とにかくインターンを手当り次第受けた。夏よりESがまともになって来たこともあって少しづつインターンに行けるようになりやっと就活生らしくなった。
10月頃A社の早期選考が始まり、私含め7人が受けた。先輩の話によると大体決まるとのことで7人ちょっと舐めていた。しかし中盤に差し掛かったところで落ちてしまった。全員が受かったかどうかは分からないが、最後まで残っていたそうだ。確かに自分が6人より実力がなかったのは分かっていたし、情報に踊らされて軽んじた自分が悪いけどこのままじゃどこにも行けないのでは?と冬はずっと焦っていた。
クリスマス頃、どうせ入れないとか抜きに業界をもう1回調べた。自問自答しながら仕事を探すのは思った以上にキツかったが、そのおかげで行きたい業界や方向を定めることができた。
3月。就活解禁して一斉にESを提出したがことごとく書類落ちした。自分の行きたかったリース業界、メーカーの経理は全落ち。次に行きたかったカード業界は奇跡的1つ書類が通ったが、3月の中旬にあまりにも書類が通らないことで一気に会社のランクを下げてエントリーしたことで何駒か進み地元の金融機関に身をおいた。
(基本地域型は落ちるから後から全国型に変えた。本当にお子ちゃまだなと自分でも思うけど、どうしても1人で見知らぬ土地を転々とするのが嫌だった。当然全国にすれば駒は進んだがこれでいいのかと思っていた。そんな中地元で働ける金融機関から内定を貰ったためそこに行くことにした。)
教授は私のことを買いかぶっているのか、本当にそこでいいのか、ランクを落としすぎてないか聞かれたが、やはり全国に行くぐらいならお金がちょっとでもいいと思って地元を取った。
就活をしてみて本当に人それぞれなんだなって思った。平均年収が1000万ほしい人、世界を飛び回って働きたい人、お金よりやりがいを求める人、ブランドにこだわる人、私のように転勤を嫌がって地元に残る人。
とにかく言えることは自分の性格、生き方にあったところに進むのがベストだと言うこと。
来年就活を控えている子には、こう言いたい。
ただ漠然と行きたい会社を目指すのではなく、自分の特性を理解して上で目指してほしい。
希望するところに行けないこともあるけど、転職だってあるわけだから、死ぬほど落ち込まないでほしい。
就活は学歴、Webテ、ガクチカで左右されるところが大きいけど、最後はメンタルの強さがものを言うので諦めずに頑張って!
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