福祉用具専門相談員の未来に不安がある方へ(転職や起業も1つの方法)
福祉用具専門相談員の仕事で活躍されている方には、そのままがんばってほしいと思う一方で、
何かしら福祉用具専門相談員の未来に不安を抱える方には、転職することも前向きに検討するべきだと考える派です。
※福祉用具専門相談員の仕事を天職だと感じ、一生懸命がんばられている方は、この記事を読む必要はないです。未来に不安を抱えたことのある方に書いたメッセージとなります。
何故ならば、私が福祉用具専門相談員を退職し、新たな職業へ転職してから人生が変わったからです。
転職と言っても新たに個人事業主となり、福祉用具専門相談員の経験を活かしてプライベートケアサービスを提供しているのです。
※プライベートケアサービス=介護保険で対応できない自費でのお困りごとに対応するサービス。
もちろん良いことばかりではなく苦労することもありますが、その苦労は自己の明るい未来のためであり、決して先が見通せないストレスを伴うものでは無いことだけは確かでした。
会社に雇われることを安定と捉えるのであれば、個人事業主や起業を始めるものは不安定なのでしょうか?
それは金銭的な安定が大多数であって、人間関係・プライベート時間の確保など人生を考えたトータルな安定も考えてほしいと思います。
一見、収入が不安定そうなプライベートケアサービスも、人的な信用と需要と供給に見合ったビジネスモデルに乗れば、個人事業主でも十分に社会の中で戦っていけます。
特に福祉用具専門相談員で3〜5年同じ地域で働いた経験のある方は、プライベートケアサービスの世界では有利に働くでしょう。なぜならば、福祉用具専門相談員時代に培った信頼や信用というアドバンテージが、そこにあるからです。
また、プライベートケアサービスはサービス内容として近い業態はあるものの、絶対的な依頼数が安定していないことから、大手が参入しにくい業種だと感じています。
他の福祉サービスや介護サービスへの転職も有利に働く可能性はありますが、福祉用具専門相談員で実践されたのであれば、自由な働き方が自分で切り開きやすい個人事業主でのプライベートケアサービスをオススメいたします。
個人事業主になって3年が経ちますが、会社員時代には当たり前であったストレスを伴う業務がほとんど無くなりました。また、目の前のお困りごとを対応すれば対応するほど収入に反映されるなど、仕事に対するやり甲斐も増えました。
ただ、私はプライベートケアサービスの事業にフルコミットしたい考えではなく、福祉用具専門相談員時代と比較して7~8割くらいの仕事量を目指していたりします。
働き方改革みたいな感じですが、福祉用具専門相談員時代は生活の大部分が仕事のことで埋め尽くされていましたので、その反動なのか日々の仕事には極端な負荷をかけたくはなく、自分のプライベート時間を大切にしようと実践しています。
まだ、個人事業主としては実践途中ではありますが、今のところは後悔することなく前進しています。
誰でも必ず成功する訳ではないですが、失敗してもまた転職すれば良いだけなので、人生で一度くらい個人で起業に挑戦しても良いのではと思います。
起業するなら頭が回り身体が動く少しでも若い時期が良いと思いますが、私が40代後半で起業していますので、そこまで年齢ブロック(※)は考えなくても良いと思いますよ。(※〇〇歳だから起業は諦めようというマインド)
福祉用具専門相談員時代の仕事を数年取り組めたような立派なスキルがあれば大丈夫です。
今は3月ですから、5~6月くらいの転職を考えている方は特に参考にしていただければと思います。
最後に退職、転職、起業など決断するのはあくまでもご自身ですから、そこは他責にすることはなく、自己責任で人生を考えてみてください。
良い未来が見えてくることを祈っています!