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人生の旅友

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記事一覧

久高島 ニナイカライ

久高島 ニナイカライ

久高島にアマミキヨという神様が降り立って世界を創ったのだって。
この海の向こうにはニナイカライという神様の住む国があるそうだよ。

海を見ながらわたしにできることってなんだろうと考えていた。
親を看取って感じた満たされた感覚に浸ると
皮膚が溶けてなくなって空気と一体化してしまうような感じがした。
「自分」はどこにもなくてただ意識だけが残っているようだった。
自分の幸せの追求ではなくなにか世の中のた

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高千穂・23歳の天使

高千穂・23歳の天使

スケジュールは手書き派だ。ノートに書きこむ動作が好き。
ノートを選ぶときは表紙やレイアウトだけじゃなく
紙の質感や書き心地なんかも選びまくる。

日記はちっとも続かないけど
このノートに残すメモが日々の記録になっている。

そして2012年のスケジュール帳には
現在につながる言葉がたくさん残ってる。
10年経っても心に残ってる言葉は生きているんだな…

この年の秋に高千穂へ行った。
日本神話の世界

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沖縄・次元の裂け目

沖縄・次元の裂け目

妙な夢をみた。

キングコングのような巨大な怪獣が街を破壊していく。
みんな逃げまどっている。
動物も人も右往左往して混沌としている。
ガラガラとすべてのものが崩されていく。

ふとその右横に見えた鼠色の空の中ほどに
ぽっかりと大きな穴が開いている。

その中ではギラギラとした光がゆっくりと渦巻いている。
「なんだろう、あれは」
毒々しい美しさに思わず見とれて立ち尽くす。

この、ギラギラした光は

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奈良・彼岸と開眼

奈良・彼岸と開眼

東日本大震災が起きて旅の約束は流れたままになっていた。
夏を過ぎてようやく西の方から日常を取り戻す気配が出てきていた。

沈んだなら次は浮上する。
ベクトルを変えるために発信してみた。
「そろそろ飛行機、乗りたいですか?
それとも・・おこもりの記録更新しますか?」

そして奈良で久しぶりの再会になった。

奈良公園の猿沢の池のそばにあった発酵薬膳のお店。
ずっと気になっていたらふぁえろさんを訪れた

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大分・いつか誰かの光になる

大分・いつか誰かの光になる

2年ぶり、二度目の大分集合。
前年の秋に完成したちーちゃんの古民家カフェで戯れる。

古い蔵だった場所は丁寧に改装されて雰囲気のある古民家カフェに生まれ変わっていた。建物も土地も喜んでいるような気がしたよ。

今回のテーマでも「〇」の話で盛り上がった。

荘園の里に上る満月
姫島の海岸で見つけた逆さ虹
幻日
洋服やカバンの模様たち。。

何度も繰り返された〇のテーマは思えば自己肯定のレッスンだった

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山梨・コウジの世界

山梨・コウジの世界

当番制の案内役はきーちゃん。今回は山梨。
お寺の名前は忘れちゃったけど「幸福の鐘」というのをカーンと鳴らしたのは憶えてる。この鳴らすやつ、今も持ってます。

河口湖やらラベンダー園やらかぼちゃのほうとうやらもちろん富士山も!
一通り山梨名物を楽しんだけどずっと心に残っているのはふたつ。

ひとつは山梨ならではと思った宝石露天風呂という巨大なローズクオーツの原石があるお風呂。スーパー銭湯だったけど原

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京都・〇の中にある■

京都・〇の中にある■

今書いているのは10年以上前の旅の話。
大分で始まった3人旅がなんだか心地よくてその後も1年に2~3回の割合で小さな旅を繰り返すことになった私たち。ただのおしゃべりがオセロのように固定概念をひっくり返していって意識がどんどん拡大されていくのを感じてた。それをみんなでおもしろがって遊んでた。
あの貴重な時間を再考したくなって古い資料を整理している。

大分の旅が終わるとすぐに次の旅の話が始まった。

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大分の旅・地獄へようこそ

大分の旅・地獄へようこそ

お好み焼きの夜からしばらくして私は大分駅にいた。
ソニック、初めて乗ったなぁ…。木製の内装と柔らかいソファのような座席。あんなおしゃれな電車があるなんて。

改札ではちーちゃんが出迎えてくれた。
ちーちゃんは講座の同級生。といってもあったのは1度きり。それなのになぜかずっと知り合いだったような懐かしい感じがする人。会うなりぎゅうっとされて言葉のいらない会話を目と目の奥で交わした。
今回はジモティの

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旅友のはじまり

旅友のはじまり

平均寿命が80歳なら40を過ぎた頃に人生は折り返し地点ということになる。私はその折り返し地点で人生の一大事を迎えた。人間ドックの受診中に病院送りになってそのまま入院という慌ただしさで自分の命があと数年ということを知らされることになってしまった。

手術に抗がん剤、放射線と3大セットの治療を終えるころには身体はボロボロで歩くのがやっとという有様。それなのにツルツルの尼僧のようになった頭の中身だけは幸

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