姓名判断ー相生相剋の基本構造4
はい、ということで今回は相生相剋の基本構造4回目、④土生金について解説していきます。
土生金とは、元々は土中から金属を産出する、という原義で、つまり、土の集団の中で金が輝く、土という組織から金が輩出される、ということを意味します。
土は、前回解説したように、仲間意識が強く、仲間とともにあることで輝く、という性質を持っています。
金は刃としての性質から、厳しい性格を持ち、負けず嫌い、自我の強さ、対抗意識、一人で果敢に行動する強さなどの特徴があります。金個人では、周囲からは粗野で近寄りがたい、やたらと対抗してくる、キツい言動で付き合いにくい、我が強くキャラが濃いなど、苦手とする人もままいますが、土が仲間の一員として迎え入れることで、これが心強い味方、頼れるメンバーとしての性格を帯びてきます。
金自身は、性格的に強いので、個人主義のように思われがちですが、木や水と違い、個人であることにこだわりはありません。遠巻きにされやすいだけで、本当は仲間と楽しむのも好きなのです。
金は土を挟むことで、この仲間を得て、共に楽しむ、仲間のために戦う、切磋琢磨する、という経験ができます。結果として、個人では到達できない高み、大勢の必要な事業、そういったものが、金にもたらされることになります。
金の強さのため、土にも、金を内包するための器が求められてきます。荒い言動、強い性格、そういったものがあってなお、仲間として取りまとめる、その能力や器を得ること、リーダーにふさわしい言動、判断を身に付けること、それが土生金で土の得られる恩恵です。
ということで、今回は土生金の解説でした。
次回は金生水で、その次からは、相剋の解説に入ります。
drは🎵
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