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夢を語れるのは高校生になってから。


2024年もよろしくお願いします。今年も渋みのある人生をみなさま送っていけるといいね。

塾講師を私はやっている。勉強を教えられているのかはわからないが、間違いなく誰よりも人間に寄り添える気持ちは大きいという意気込みでやっている。

勉強が教えられないので、精々私が面倒を見ていられる生徒は小中学生が限界だが、偶々数十人クラスに高校三年生の女の子が座ってくれた。

私はよく、夢はあるか?と人に聞くが、小中学生の場合、シンプルな夢をあげて終止をうつ。
ーーになりたい!

これも素晴らしい。
が、女子高生に今回聞いて帰ってきた言葉は、
seventeenモデルが好きなので、その編集者になりたいと言ってくれた後、その後ときっかけになるストーリーを語ってくれた。

高校生ともなると若いとはいえ、物語がその人その人に構成されてきて意味ある夢を人にキラキラした目で語れるのだなと思った。

先生の立場を忘れ、おれはさ。て俺も胸を打たれて彼女に話しだしたのだった

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