慶大夫(KEI TAIHU)

日本文化を愛する2児の父親です。

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私的関西文化財霊場 第一番札所 聖徳宗総本山 法隆寺 第2回

前回の補足 参道入口の石燈籠について第1回の参道入口から南大門への項で述べましたが、通常参拝者が入口と認識する国道25号線沿いの寺号標から、南にしばらく参道が続いています。 JR法隆寺駅から徒歩で府道5号線を北に進むと、並松商店街というゲートが左側に見えてきます。そこから入って西に向かうと参道入口を示す石灯籠が見えてきます。 向かって右手が天保12年、左手側に天保13年の年号が刻まれています。そして、正面には皇太子という文字が刻まれています。当然、聖徳太子のことなのですが、

    • 私的関西文化財霊場 第一番札所 聖徳宗総本山 法隆寺 第一回

      法隆寺の選定基準と参拝の前置きなど法隆寺は国宝39件、重要文化財153件を所蔵しています。 前回紹介した私的関西文化財神仏霊場の選定基準に照らすと270ポイントで、2位の東大寺に50ポイントの差をつけています。明治時代に皇室に献上され、第二次世界大戦後、 その多くが東京国立博物館所蔵となった法隆寺献納宝物を考えるとさらに圧倒的ですね! 法隆寺を参拝する前に、まず、聖徳太子に対する思い入れを少々。 それは忘れもしません。小学4年生のときの、山岸涼子先生の「日出処の天子」という

      • 慶大夫(KEI TAIHU)の私的関西文化財霊場への道

        慶大夫(KEI TAIHU)のページに興味を持っていただいてありがとうございます。今回は、私的関西文化財霊場とは何か?を説明しつつ、簡単な自己紹介をさせていただきます。 慶大夫(KEI TAIHU)とは何者か?私、慶大夫(KEI TAIHU)は奈良県在住の日本文化を愛する2児の父親です。歴史好きで、若いころからお寺や神社、お城などを巡ったり、博物館や美術館で美術品・歴史資料などを鑑賞・閲覧することを趣味にしてきました。 50代を迎えそろそろ長い人生も後半に入ろうとする今、新