こうして私は「生きてる実感」をとりもどした【モンゴル旅🇲🇳】④大自然の冒険
モンゴルの旅日記もいよいよ最後。
次回は私がなぜ「生きてる実感」をとりもどしたかにふれる回にしようとおもう。
朝のモンゴルも美しい
朝の6時。
陽の光を感じながらめざめる。
外に出ると朝焼け。
またたくまに、明るくなる。
朝食前に、ゆったりと散歩する。
誰もいない贅沢。
ゲルの中にも、陽の光がさす。
今日はイーグル渓谷に向かう
いよいよゴビ砂漠も終わりだとおもうと、感慨深い。
朝日がとてつもなくまぶしい。
モンゴルの旅も今日でほぼ終わりだ。
明日はウランバートルに帰るだけ。
ハイキングができる場所までかなり距離があるため、ミガさんが車で連れて行ってくれる。
舗装されてないため、めちゃくちゃゆれる。
青空と、太陽の光と、
山々の緑が本当に美しい。
イーグル渓谷は、鷲のくちばしのような岩が連なってることからそういわれているらしい。
(私の記憶調べ)
さて、ここからハイキングだ!
今回初めて、観光客っぽい人たちが集まる場所に来た。
とはいっても、数えるほどしかいないけど(笑)
駐車場で降ろしてもらう。
例によってミガさんは、携帯タイム。
行ってくるね!
ゆったりした自然の中、
ゆったりと過ごす馬たち。
ここは本当に、同じ地球なのかな?
いつも私が過ごす街と、ずいぶん風景が違う。
時の流れも、違う。
川がながれている。
冬にはここに雪がつもり、
それもそれで綺麗らしい。
春先にはまだ氷がのこっているそうだ。
おくにどんどん、すすむ。
途中なんども、小さな川を越えたり、
対岸にジャンプしたりした。
慣れていないから怖い。
でも、勇気をだしてジャンプしてみる。
案外、広いと思っていた川幅も、大したことなかったりする。
決して道は舗装されてない。
だから、途中、自ら石をうごかして、川に道を作ったりしてすすんだ(道をつくってくれるのは、エルデネくん・笑)
なんか、人生と同じだな、と思った。
どんどんどんどん奥に進む。
もう少し手前で引き返す観光客がほとんどだったけど、私たちは、いけるとこまでいこうとすすんだ。
2時間くらい歩いたかな?
ついに行き止まりまでたどりつく。
その先は冬には川が凍って、氷の道ができるらしい。いつか、いってみたい。
と、そこに。
聞き慣れた日本語が聞こえる!
わ!日本人の集団だ!
しかも、大学生ぽい。
なんか、海外で日本人にあえるとうれしい。
久しぶりのジャパニーズである。
と、岩陰で休んでいたら、
かわいい女子に声をかけられる。
「あの!すごくいい写真とれたので、エアドロでおくります!」
どうやら、岩陰でやすんでいたところを撮影してくれたらしい。
ありがとう!うれしい!やさしい!
きいたら、関西からきた大学のクラスメイト達みたい。
楽しそうにしている。こんな自然に身を置いたらたのしいよね。
せっかくなので、少し岩の上まで登ってみる。
えっと、伝わりづらいと思うけど、
かなり高い場所で撮影してまふ。
まあこれも、チャレンジだね!
ここでは乗馬もできるみたいで、
馬がたくさんいる。
乗馬をしている観光客も、ちらほらみかけた。
かわいい。
次はうまにのりたい。
ちなみに、博物館もありました。
お昼!
ツーリストキャンプにもどり、昼食をたべる。
この辺になると、色々写真を撮るのが面倒になり、めっきり写真がへった(笑)
その後すこし昼寝をして、ツーリストキャンプ周辺を散歩する。
ひたすら、誰もいない。
豊かで、贅沢すぎる時間。
4日目がおわった。
5日目。ウランバートルにもどる
おはよう。
キャンプでむかえる、最後の朝。
こんなに豊かな時間を過ごせると思っていなかった。本当にありがとう。
んでまた、600キロすすむ
帰りも長い!ミガさんがんばって!
途中たちよったレストランらしきもの。
昼食は断られる。
んなことある?
で、しょんぼりしてたら、子猫があらわれる。
かあいいいいいい。
エルデネくんとは、今日でお別れだ。
明日は、ミガさんの車で、朝4時に出発する。
3人でたべる最後の食事。
ミガさんはやっぱり、冗談ばかり言ってる。
エルデネくんは、楽しそうに笑い、楽しそうに通訳する。
午後4時。やっとウランバートルにつくも、大渋滞。帰宅ラッシュに重なった。
しょうがないから、歌を歌う。
日本に住んでいたエルデネくんは、好きだという曲をYouTubeで流してくれた。
RADWIMPSの「スパークル」。
わたしも大好きだよ、その歌。
モンゴルで、異国の地の人と、RADWIMPSを熱唱する。
とは、思ってなかった。
ついでに、髭ダンも熱唱する。
米津玄師も。
窓を開けて大声でうたってたら、
日本語がわからないミガさんからはついに
「うるさいから静かにしろ」と怒られる。
そんなことも、また楽しい。
音楽は、国境をこえる。
彼らとの時間も、終わりに近づいてきた。
彼らとの時間が、自分にとってとてつもなく豊かであったことを、別れを前にしてじんわりとかみしめていた。
次回、モンゴル旅まとめです。
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