【裏技】現地で頑張らないキャンプ飯ハウツー!
皆さんこんにちわ。桃井です。
前回の記事で「カップ麺食え」と散々言っておきながら、今回はキャンプ飯について書くという暴挙、許してヒヤシンス。
私は普段から料理をよくします。
映え料理を作ってインスタに...というものではなく、月曜〜日曜×朝昼晩ガチの自炊。外食は週に3食までとマイルールを設けており、月の食費は1万円ほどという「生活密着型」の料理です。
個人的に、料理は「準備7割本番3割」だと思っています。キャンプでは多少変わって、「準備9割本番1割」が理想です。
失敗しないコツは
・安定して準備できる環境で、ある程度整えて行くこと
・便利な物、裏技はどんどん利用すること
でしょうか。それでは、20泊とまだ経験の浅い私なりのキャンプ飯と準備のコツ、ぜひご覧ください。
■基本その1
具材は全部切っておく!
→ナイフは調理に不向き。まな板も荷物になるし衛生的に不安です。
■基本その2
味付けは「コンソメ1粒」とか「ほんだしスプーン1杯」で決まるように。
→いわゆる「調理」レベルになると難易度が上がります。「加熱」で完結が一番簡単です。
■基本その3
100均の小瓶などをフル活用、ラップを使って「1回分」をもっていく。
■基本その4
環境をフル活用!高さと熱源からの距離を同じにできれば加熱の原理は一緒。鉄板だ網だにこだわる必要は無し。
★ →加熱レベル
★★ →加熱+準備(入手難易度含む)
★★★→準備+ちょっとした調理
①ガーリックバターコーン(★
・コーン缶
・ニンニクチューブ
・しょうゆ→小さいタレ瓶に
・バター親指半分くらい
→バターはラップに包んで弾丸みたいにするかお弁当用の蓋付き小カップに入れてきます。だいたい10個入り100円
コーン缶の水気を切り、蓋を外し、上にバターとニンニクチューブを2cmほど。まんま焚き火台の焼き網の上か、熾火の炭で囲むように置いて、ぐつぐつしてきてバターが溶けたら醤油を数滴。
スプーンでチャーハンみたいに食べます。最高。
②ぶっといソーセージ(★★
・ソーセージ
・粒マスタード
ソーセージは前日のうちに茹でて冷凍。カチカチのまま保冷剤がわりにしつつもっていく。焼き網の上で焼くか、串刺しにして岩と岩、太い薪と薪に橋をかけるようにして焼く。
茹でて加熱済みなので、外が黒こげ、中生焼けになりません。粒マスタードはぜひ!あるとないとじゃ大違いです。
右側が私の得意とする「橋掛け焼き」
③ピーマンの丸焼き(★
・ピーマン
・しょうゆ
種ごと食べれます。
ソーセージ同様に網で焼くか、串刺しにして橋かけ焼きに。焼けたら醤油を垂らしてたべます。
まるごと食べれます。始めて食べたときは衝撃!中の種も何も気にならずに食べれます。切らないので、内部から蒸し焼きになりとてもしっとり。苦味もありません。
④チゲきしめん(★
・レトルトチゲスープ
・茹できしめん
クッカーにスープあけて加熱。沸騰したらきしめんを打ち込む。再度グツグツしたら完成。
スープを変えればバリエーションも増えます。意外ですが、うどんよりもきしめんの方が箸で食べやすい。うどんはブチブチ切れます。いつもまいばすできしめんだけ30パーオフになっていて、1袋50円くらいで買える。
⑤プレス肉まん(★★
・肉まん(コンビニで買ってく
・ポン酢的なの少し
・バター(小指の1/3くらい
ホットメーカーの上下の板両方にバターを半分ずつ乗せ、焚き火かバーナーの火にかけて溶かす。肉まんを挟んで焼く。バーナーは結構火が強いのと弱火が難しいので、焚き火の火を少し崩してまんま乗っけとくのが楽。
こまめに確認して焦がさないように。
ゆるキャンでやっていたあれです。
肉まんは冷めてもオッケーですが、袋詰めされたものよりコンビニのやつの方が味が良いです。
⑥ホットサンド(★★
・食パン2枚
・ハムかベーコン
・チーズ
・バター(ベーコンの場合不用
ホットサンドメーカーの上下にバターを溶かして塗る。ベーコンの場合は炒めて出た油を塗れば良い。パンを乗せてチーズ、ハムかベーコンを乗せてパンでサンド。で焼く。
頭の悪い味がします。最高。
ちなみに切るときは、真ん中から恥に向かって切る、を両サイドやる方が崩れません。
⑦おしるこ(★
・つぶあん(ゴルフボールよりちょい大きいくらい
・水100ミリちょい
・スライス餅5枚
つぶあんと水を火にかけて溶かす。水が多かった場合は煮詰めればオッケー。好みの濃さになったらスライス餅を入れる。
スライス餅は加熱しなくても浸してすぐに食べれます。このアイデアは我ながら天才だと思いました。
⑧すき焼き(★★★
・肉と野菜
・焼き豆腐
・割下
・たまご
クッカーを火にかけて、牛肉を焼く。
割下を少し入れて絡ませたら、残り全部注ぐ。煮えたら具材をいれて煮る。
バーナーだと突沸するので目を離さないことと常に取っ手を持ってすぐにバーナーから離せるようにしておく。
具材は切って小分けに。豆腐は焼いたものをラップにくるんで。卵はキッチンペーパーに包んでキャンプで使うマグカップに入れていけば安全にキャリー可能。
⑨ペスカトーレスープパスタ(★★★
・キムチ鍋の元100mlとトマトジュース200mlを混ぜたもの(ペットボトルなどで持って行くと良い
・コンソメ半粒
・ミックスシーフード
・オリーブオイル
・ニンニクチューブ
・半茹でしたパスタ
クッカーでオイルを熱し、ニンニク2cmとシーフードを炒める。適当なタイミングでキムチ鍋の元とトマトジュースを入れる。辛いものが好きなら唐辛子を2本ほどどうぞ。コンソメとパスタを入れる。グツグツしてから2.3分で完成。
キムチ鍋の素は「同量の水で薄めるもの」にしてください。パスタは表示時間マイナス2、3分で塩を入れたお湯で茹でたものを水で冷やして袋に詰めて行く。冷凍しても良い。
ガス缶は有限なので、これするだけで時短にもなるし、水加減を心配する必要がない。
⑩レモンマリネステーキ(★★★
・ステーキ肉(一口大に切っておく
・塩、こしょう
・レモン1/2こ(輪切り
・玉ねぎ1センチほど(スライスする
・にんにくチューブ(3cm
・水大さじ2
肉にまんべんなく塩胡椒をふり揉む。
ジップロックに残りの具材と水を入れてまた揉む。食べるときは肉だけを焼いて食べる。漬け汁と袋は捨てましょう。
焼くのは網か、串刺しにして橋掛け焼きに。
火は必ず熾火で。
さっぱりなのにご飯が進む!面倒なのでほとんどやりませんが、食べるとやっぱうまい。。。
いかがでしょうか。結構スキルが必要なものもあります。事前準備が肝心なので「キャンプに行けば焼くだけ」にするのも一苦労です。ただし、アウトドアバフは半端ないのでぜひチャレンジしてみてください。
おススメは一回自宅でやってみること。自宅でできないことは当然キャンプではできません。基礎からの応用が基本です。
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