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ChatGPTとBingどっちがいいの?検証します!

どうも、かずちです。

ゴールデンウィークもいよいよ最終日。皆さま、充実した休暇をお過ごしになられましたでしょうか。延長を切望する声が聞こえてきそうですが、今日も元気にAIツールを活用しましょう。

過去のAI関連の記事はこちら

実は私、「ChatGPT」信者でありながら、むしろChrome信者であるがゆえ、これまで”あのツール”の存在は知っていましたが避けていたのです。しかし、とうとうその魅力に抗えなくなり、今回はその”あのツール”を使用してみて、そのポテンシャルを皆さんにお届けします。

そう、それは「Bing AI」です。

最近SNSで話題沸騰のニュースがありました。

5月4日に「Bing AI」が大幅アップデートされ、waitlistが不要となり誰でも利用可能に。さらにプラグインまで始まるみたいで。

このような大型アップデートがゴールデンウィーク中に行われ、Chrome信者の私もついにその魅力に惹かれてしまいました。前置きが長くなりましたが、今回は「ChatGPT」と「Bing AI」の精度の違いや、活用法についてご紹介いたします。

まずは「Bing AI」を開こう

なぜ、こんな見出しを書いているのかと疑問に思っているかもしれませんが、Chromeを使っている人は意外と「Bing AI」を開くまでに時間がかかってしまいます。というかたどり着かない人もちらほら笑 なぜかというと、「Bing AI」はChromeでは使えなく、Microsoft Edgeのブラウザのみの対応ということを知らない人が多いからです。方法は様々だと思いますが、私がChromeからたどり着いた方法をここではお伝えします。

上記の記事を開き、「Bing AI」のリンクをクリックしてください。

すると、下記のような画面になると思うので詳細情報をクリック

Microsoft Edgeで開くをクリック

そうすると勝手に立ちがります。

これでおそらく誰でも使うことができると思います。
もっと簡単に使いたい方は、Microsoft Edgeを開き適当に検索をして、チャットボタンを押すとすぐ開くことができます。

「Bing AI」開き方まとめ
【Chrome】
1⃣「Being AI」のリンクをクリック
2⃣  詳細情報をクリック
3⃣  Microsoft Edgeで開くをクリック

【Microsoft Edge】
1⃣  検索欄に適当に入力
2⃣  検索の横のチャットを開くをクリック

どうしてもMicrosoft Edgeは開きたくないという頑固な人、Chrome以外ブラウザではないと思っているChrome信者の人へ朗報です。私がChromeを大好きな理由の1つでもある拡張機能で「Bing AI」開けちゃいます。注意点としては事前にマイクロソフトのアカウントをサインインしておく必要があります。

いよいよ「ChatGPT」と対決してみよう

ジャンルを分けて5回戦で「ChatGPT」と「Bing AI」どっちが優秀なのか検証したいと思います。前提に「Bing AI」は3つの会話のスタイルがあるので、内容によって分けております。

その① 文章校正

元の文章とプロンプト

【ChatGPT】

【Bing AI】

泣きそうになりました。「Bing AI」嫌いになりそうなくらい酷い校正ですね。校正では私の使い方もあるかもですが、「ChatGPT」が圧倒的でした。

その② 要約

なんか既に結果は見えてそうですが、、、笑
プロンプトはシンプルに「昔話の桃太郎を要約してください」にします。

【ChatGPT】

素晴らしい模範解答です!これは小学校の宿題で提出できるレベル。

【Bing AI】

たしかに要約としてはまとまっているけど、なんか寂しいなという感覚です。小学校の宿題では提出できないレベルかな…悔しいのでBing AIだけちょっと工夫します。

もう嫌いです(泣)

こちらも「ChatGPT」が圧勝です。もう検証が辛くなってきた笑

その③ アイデア・企画力

もう後がない「Bing AI」、このまま負けてしまうのか
プロンプトは「都内で開催できる夏休みに家族が喜ぶ今までにないような斬新なイベント企画案を5つ提示してください」にします。

【ChatGPT】

やばい、めちゃめちゃ面白いイベント企画。
特に最後のVRとARで動物の生態を知れるってめっちゃいいなぁ。すでにあるのかもだけど個人的には超響きました。これは「Bing AI」にかなりのプレッシャーがかかりましたね。

【Bing AI】

ちょっとありきたり感はあるなぁ。さっきと同じく「Bing AI」にチャンスを与えます。追加で「具体的な企画の詳細を教えてください」とプロンプトを入力。どこに斬新さがあるのかワクワクしながら待つと

もう怒る気にもなりません…リンクって笑
僕はアイデアがほしいのだよ、チャンスを与えたのに…
はい、これで「ChatGPT」のほうが優れているのが伝わったと思います。
まだやる必要あるのかな?と思いつつも、一応検証好きとしては最後まで諦めません。

その④ おもしろさ

AIに面白さは期待していないですが、一応検証します。プロンプトは「結婚式の友人スピーチを笑いあり、涙ありで考えてください。」にします。

【ChatGPT】

乾杯の音頭までは頼んでないけど笑
それなりには形にはなっていますね、ただ振り切ってはいないので個性を出すにはもっとブラッシュアップが必要です。

【Bing AI】

アドバイスは求めてないのよ、もちろん今回もチャンスを与えます。

もちろん、だめですね。
今回も言わずもがな、「ChatGPT」の勝利です。

その⑤ リサーチ力

もう薄々気がついている方がいらっしゃるとおもいますが、実はここが「Bing AI」の真骨頂です。Bing AIは検索に非常に優れており、検索に特化していると言っても過言ではないでしょう。例題として挙げられているのも、すべて質問形式のものばかりです。質問ということは、リサーチを行って回答を導くのに最適な使い方ができるわけです。

ここでは「Bing AI」のリサーチ力の高さを示すため難易度を分けた質問を行います。

難易度☆
プロンプトは「1990年の人は現在何歳でしょうか?」にします。

【ChatGPT】

「ChatGPT」は2021年9月までの情報にも関わらず、現在が2023年は認識しているんですね、意外とやりますね

【Bing AI】

これに関しては余裕で回答できますね。ではレベルを上げたいと思います。

難易度☆☆
プロンプトは「これはなぞなぞです、3回勝利すると食たべられるものってなーんだ?」にします。※答えは下記に載っているので、考えたい人はここでストップしてください。

【ChatGPT】

おそらくなぞなぞを理解されてない感じもしますね。
なぞなぞを楽しんでいるあたり愛着が持てます。笑 でも笑顔で外しているって虚しい。

【Bing AI】

「よりバランスよく」の会話スタイル

なんと外しますか、検索したら出てきそうだけど。

「より創造的に」の会話スタイル
「より厳密に」の会話スタイル

正解に近づいてはいるんですけど、なぞなぞが難しんですかね。
正解は「カツサンド(勝つ三度)」です!

一応メンツを保つために、簡単ななぞなぞも

さすがに簡単すぎましたけど、なんとかギリセーフ。

難易度☆☆☆
プロンプトは「渋谷で美味しい1000円以下のランチを教えてください」にします。
【ChatGPT】

もう少し具体的に要望聞けばいいのかもだけど、ちょっと精度低いですね。これなら食べログ見ちゃいます。そういえば「ChatGPT」のプラグインに日本初のサービスとして食べログが載ったみたいです。

【Bing AI】

ちなみに補足のリンクもあり、クリックするとしっかり開くことができました。ここは大きく「ChatGPT」との違いですね。

ちなみに全部しっかり渋谷でした

難易度☆☆☆☆☆
プロンプトは「メディア発表会でゲストとして登壇していただきたいので、メディア登壇の多い行動心理に特化している学者を3人教えてください」にします。

【ChatGPT】

一見、本当にピックアップしてくれたかと思いがちですが、しっかり検索すると既に亡くなっていたり、政治家だったりと無茶苦茶です。

【Bing AI】

たしかに全員心理学者ではあるのですが、すべて同じ記事で紹介されている人をピックアップしているので、ちょっと雑な感じもします。もう少し発表会内容を具体的にしたらいい人が検索されるかもしれません。ちなみにメディア登壇の多いと入力しても検索はされなかったです。

このリサーチ分野では申し分なく「Bing AI」が勝利だけども、まだまだ課題は多いかなという認識です。

検証をした結果

結果は下記で、「ChatGPT」が圧勝でした。

個人的な感想では、「Bing AI」はあまり使わないかなと思いました。
やはり私がよく使うのは文章校正やアイデア出しのブレストなので、そこは圧倒的に「ChatGPT」の方が優れていることがわかりました。むしろ優れすぎていたことがわかったくらいです。※あくまで個人的な感想です

ただ、「Bing AI」は冒頭でも記載した通り、今後プラグインなどが始まったりと新たな可能性が出てくるかもしれません。これまで通り「ChatGPT」を使いつつ、なにかアップデートがあれば「Bing AI」を活用してもたいと思います。

ちなみに、比較はできないので詳細な説明は入れていなかったのですが、「Bing AI」だとチャット上で画像生成ができてしまいます。(DALL-Eが搭載されています)今回のサムネイルも「Bing AI」で素材を作成しているので、興味のある方はぜひ試してみてください!

以上。

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