最初は責める気などなかったが、金輪際謹んで欲しいと切に願った件
マンリービーチからスピットブリッヂまで10kmの道のりを
NZから旅行中のS君といっしょに4時間弱かけてウィーキングしてきた。
ブッシュだったり、ビーチだったり、
崖をよじ登り、柵を乗り越えて…
それはそれはドラマチックな探検だった。
いや、あんな大変なことになるとは思わかなった。
めっちゃでかいトカゲに何回も遭遇した。
でもそういう思いをしたからみれる絶景にも遭遇したから
全体としては非常によかった。
苦しさを共にしたS君との友情も深まった気がするし。
もし行きたい、という方がおられたら、
マンリーのワーフのインフォメーションセンターに
コースの地図があるんで、それをゲットしてやってみてください。
お薦めです。
暑さの下でやるときは日焼け止めと、水、忘れないように。
ところで。
先日のこと。
尿意をもよおしトイレに行った。
教室が入っているビルの。
ドアを開けるとトイレの中は大きいヤツの臭いで満ち満ちていた。肉しか食わない人間がその体内で育てたものだろう。
中には誰もいなかった。
その誰かを責める気などない。ただやっぱりあまり嗅いでいたい臭いではないので、なるべく息をしないようにして急いで用をたす。
急いで手を洗ってペーパータオルでちゃっちゃと拭き、ドアをでる。
と、清掃の女の子がカートを引いてやってきた。
インド人、だと思うんだが、ちょっと笑う笑顔はまだ幼さも残っていてかわいい。毎日一人でせっせと仕事をしていて健気な感じがする。
だからときどきチョコレートなんかの差し入れをしたりして、
「がんばってね」とエールを送っている。
俺への印象はそんなに悪くないんじゃないかな、と思うのだ。
ハロー、と軽く挨拶を交わしてすれ違う。
そのまま彼女は男子トイレのドアをノックして清掃に入り…
ん?
ああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああ
ああああああああああああ
ちがーーーーう。
俺、じゃ、なーーーい。
俺の、じゃ、なーーーーい。
ノォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このままにしとくのもこれまで築き上げてきた俺の印象が崩落しそうだとは思うのだが、説明に行くっていったって言い訳しているように思われても、それはそれでなんだかイメージダウンなのかもしれないし。
誰の仕業かは知らん。臭すぎるクソをするのはいい。
臭すぎるクソをするのは全然構わないが、その臭すぎるクソの臭いを残していくのはなしにしてほしい。
最初は責める気などなかったが、金輪際謹んで欲しいと切に願ったのだった。
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