元服を終えた男の「ななじくさめ」
今朝7時ちょうどにくしゃみをした。
と、そういえば…っという感じで、曾祖母の話を思い出した。
九州の宇佐八幡(大分県)に収められている豊後風土記というのがあって、その言い伝えによると、元服を終えた(つまり大人の)男が朝7時ちょうどにくしゃみをすることを「ななじくさめ」といい、とても縁起がいいらしい。
なんでも、水難と金難がすぐに解決するというのだ。健康安泰、婚運上昇である。
ということはシャワールームの壁の水漏れもさっと直るし、Lottoで10ミリオンドルも当たるに違いない。
うっすらと残っている頭痛、首痛も吹き飛び、体調もすこぶる良くなるはずだ。
昼には「へい、おまちぃ~」と威勢のいい声とともに特上にぎり寿司のデリバリー。3時にはいちごのショートケーキの差し入れ。
そして夜にはチャイナドレスを身に纏った小股の切れ上がったイイ女とシティのイタリアンレストランでお洒落な食事…
ななじくさめ、嗚呼ななじくさめ ななじくさめ
(字余り過ぎ)
あーあ、そんな言い伝えとか、宇佐八幡にでも楡神社でもどこでもいいから、あったらなあ。
あったらいいなあ。
へくしゅっ
風邪かなあ。
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