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儒教の呪いから自由になる

日本人の精神支柱は仏教や神道の影響が大きいとされますが、実際には儒教の影響の方が大きいと思います。

儒教は国教として採用されたわけでもなく、あまり表立ってはいませんが、いつの間にか道徳教育という形で長い期間に渡り人々の心に棲みついています。

仏教も最初に輸入された聖徳太子の頃にはオリジナルからだいぶ改変されていて、儒教も多くミックスされていたようです。
儒教自体も江戸幕府に都合の良い形(朱子学)に大きく改変されたようなので、オリジナルとは大きく異なっているでしょう。

儒教だけではありませんが、宗教には支配者が支配を正当化する洗脳ツールとして機能していた面もあります。

2000年以上前の異国の混乱期に生まれた思想が、いろいろと手を加えられたとしても、現在の日本で通用するわけはありません。
年功序列、権威主義、家父長制などは差別の温床になり、同調圧力、形式主義などは時代の進化を大いに阻んでいるでしょう。
儒教の全てが悪いというわけではありませが、その強烈なドグマで苦しまされていることが多いのも事実です。

儒教の常識を疑い、洗脳されている自分も素直に認めることが自由な人生へのスタートになります。