抗不安薬で緊急避難
こんにちは。ルネッサンスです。
体調を崩してから1カ月余りがたちました。ここ1~2週間は、気分がすぐれません。病気がもたらすかもしれない死や心身の痛みへの不安が主な要因です。どうすればいいのだろうと悩みつつ、緊急避難的に抗不安薬を使ったら、ひとまず落ち着きました。ナイス。
目下の不安と対処法について書き留めておきます。
【不安の主な要因】
①:最新の精密検査の結果説明まで1週間を切った。
負のカウントダウンが始まったように感じる。「悪性リンパ腫」の診断は実質的に確定しているが、いよいよその種類が明らかになりそうだからだ。医師からは既に「病期はⅢ期だろう」「高悪性の細胞が混ざっているかもしれない」と言われている。「現時点の所見よりもっと悪かったらどうしよう」という考えがぬぐえない。
②:左のあばら骨に鈍い痛みが出ている。
1週間余り前から違和感がある。押すと左のあばら骨の一番下に鈍い痛みがある。悪性リンパ腫による症状かは分からない。体調を崩しているとはいえ、明確な自覚症状がほとんどなかっただけに「急速に転移しているのではないか」という漠然とした不安が募る。何かふらつきも気のせいかあるような気がする、、、。挙げたらきりがない(^_^;)
③:家族に気持ちを打ち明けにくい。
私がまだ元気に見えるから、妻は比較的安心して過ごせているようだ。ただ、本格的に治療が始まれば副作用が出るだろうし、中長期的に病状が悪化する恐れが否めない。彼女が悲しみ、苦しむ将来を想像すると、申し訳なくて泣けてくる。自分の胸の内をさらして、さらに追い詰めるのは避けたい。
【それぞれの不安要因への対処法】
①:抗不安薬を服用した。
過去にパニック発作を起こしてから、抗不安薬には長らくお世話になってきた。外出先で窮地に陥った際に救われた経験も数知れず。薬にはできる限り頼りたくないが、やむを得ず、リンパ腫が発症してからの約1カ月の間に1回だけ使った。本来は1錠だが、半錠。やはり鎮静効果は高い。我慢は禁物と実感。(★服薬方法は人それぞれなので、服用する際は主治医らとよくご相談を)
②:今のところ気になるほどではないから無視。
抗不安薬をとん服した効果が及んだと推測しているが、ジタバタしても始まらないと思い直した。次回の診察時に痛みを主治医に伝え、対応を考えることにする。問題は解決していないが、思い詰めても仕方が無いこともある。
③:まだ答えが出ないから、近く話し合いを持つ。
一人でため込んでも仕方がないから、改めて妻と話し合う機会を設けることにする。私だけでなく、彼女にとってもプラスになると考える。
こうやって眺めてみると、抑うつ症状が現れている印象ですね。ま、今日を何とか生き延びられたことに感謝。周りのすべてに感謝。とりあえず、今、生きている。
【備忘録】
・前回の投稿以降に見た映画
▶「10 クローバーフィールド・レーン」
色々なレビューを参照すると、「クローバーフィールド/HAKAISHA」の続編のようで続編ではない映画のようですが、最終盤で前作の内容は押さえているので、個人的には続編と認定。ただ、物語の中心は、閉ざされたシェルターの中で繰り広げられるシチュエーションスリラーと言っていいと思います。善人なのか、悪人かを予想させないジョン・グッドマンの快演が光ります。私は眠れずに深夜に見てしまったけど、心臓の弱い方は日中に鑑賞する方がベター。
▶「43年後のアイ・ラヴ・ユー」
人生の終盤にさしかかった高齢の男性が、かつて愛し合った女性がアルツハイマーを患って施設に入所したことを知り、自分も同じ病だと偽って会いに行く。穏やかな日々の中で交流を重ねながら、男性が失われた愛を取り戻すために奮闘する姿が泣ける、、、はずだったが、なぜか途中でややしらけた。出演者の演技はステキだったが、なぜだろう。
・前回の投稿以降に読んだ書籍
▶マンガ「魁!男塾」11~34巻※全巻読破