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私が経験した外資系のメリット、デメリット

今はオーストラリアにいる私ですが、それまでは東京にある外資系で勤務していました。外資系にも珍しく、90%以上が外国人という環境で働いた経験を元に、外資系で働くメリット、デメリットを紹介します。

メリット

・給料がいい & 昇給額が大きい
・ワークライフバランス
・フラットな文化
・勤務時間よりも仕事のパフォーマンスで評価してもらえる
・パーカーとスニーカーでの出勤が楽

給料がいい & 昇給額が大きい

職種によっては日系の中小企業で働くのに比べて1.5~2.5倍のお給料をもらえます。生活の質が一気に上がるし貯金もできるので、私にとっての最大のメリットはここかなと思います。

ワークライフバランス

私が日系で働いていたときは週末も出勤していました。それに対して支払われることもなく、ブラック感がいがめなかったです。そんな環境にいたので、転職先は天国のようでした。基本的に10~18時まで働いて、約一か月の有給休暇がありました。本当にありがたかったです。

フラットな文化

これは上司にもよりけりです。イギリス人の上司の下で働いたときは、常に意見が求められ、その意見が尊重されていると感じました。社内全体がそういう雰囲気でもあり、自分らしくいられる会社でした。
しかし、ヨーロッパ系企業の日本人カントリーマネージャーの下で働いたときは、正反対の経験をしました。「ただ言ったことに従え」と言うスタイルの上、一定数いる、外国人にはぺこぺこと頭を下げ他の日本人を見下している日本人で、一緒に働くのが苦痛でした。

勤務時間よりも仕事のパフォーマンスで評価してもらえる

逆を返せば、仕事のパフォーマンスを上げるために残業をしなければならない可能性もあります。しかし、残業時間よりも成果で評価される方が、私のモチベーションにはつながりました。

デメリット

・成果が出せないとすぐにクビになる
・試用期間を通らない人も多い
・新卒での入社が日系と比べて難しい

成果が出せないとすぐにクビになる

クビになりやすいという噂がありますが、本当です。2年間で20%くらいの同僚がクビになるのを見てきました。それにより、仕事のパフォーマンスがいい人でも常に「クビになったらどうしよう」というストレスを抱えている状態でした。

逆に言えば、そのために社員が全力で仕事をするので、ダラダラと仕事をしている人たちと働くよりもスピード感があり楽しいですし、モチベーションもあがります。 
給与が高いので、その分パフォーマンスが低い社員を残しておくと、会社としての損害がより大きいのだと思います。

試用期間を通らない人も多い

日系企業の試用期間は、ただ試用期間という名前がついているだけ感がありますが、外資系の試用期間は本当に試用期間です。試用期間に通らなかった人も大勢見てきました。

新卒での入社が日系と比べて難しい

IKEAやアクセンチュアなど例外もありますが、圧倒的に経験者が優遇されますし、日系企業みたいに一年前から採用活動に取り掛かることがほぼないため、就職活動の波に乗ると余計に難しいかもしれません。
私の場合、就活を始めた時に新卒なので外資系をあきらめていたのですが、それでも可能性はゼロではないため、挑戦しておけばよかったなと思うこともあります。

外資系転職のおすすめエージェンシーも紹介しているので、よろしければこちらの記事もご参照ください。
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