【エジプト旅行記⑤】思わぬトラブルが起きたアスワン二日目
こんにちは。ライターのRenaです。
今回もエジプトでの体験談を書いていきます✏️
アスワンには何があるの?
ナイル川上流はとても綺麗で、砂漠もあったりします。
さて、なぜカイロからアスワンに来たかと言うと理由は二つ。
①クルーズツアーへの参加
②ヌビアの歴史を知りたい
①クルーズツアーへの参加
アスワン・ルクソール間にはたくさんの遺跡があります。
神殿だったり、お墓だったり。
そういった古代遺跡をめぐるクルーズツアーが
アスワンやルクソールからたくさん出ています。
今回の旅の日程の都合上、私はアスワン発のツアーを選びました。
というのも、ルクソールからはシャルム・エル・シェイクという
ダイビングなどで有名な場所への飛行機が出ていたからです。
シュノーケルやダイビングが好きな私は、
絶対紅海でシュノーケルをするんだ!🏊
という鋼の意志のもと旅程を組みました。
ちなみにクルーズは3泊4日で£400。
日本円で6〜7万円ぐらいです。
貧乏バックパッカーにはかなりいいお値段しましたね😂
②ヌビアの歴史を知りたい
実はギザにあるピラミッドの石材の多くは、
南エジプト、アスワンから運ばれてきています。
そして他民族との紛争の矢面にいつも立たされていたヌビア(地元の人)は
強靭な軍隊でもって、敵を討伐していた、らしい。
つまり北の華やかな王都とは少し毛色が違うのです。
そんなわけでアスワンにやってきました。
さて、件のクルーズツアーはアスワン三日目からです。
アスワン二日目は博物館とかぶらぶら歩く日にしていたので
その様子をご紹介します✨
ヌビア博物館へ
さて、博物館自体は少し街から離れた場所にあります。
私は気合いで徒歩でいきました🚶
さて、開館時間9時になりチケットを買って入館です。
博物館はかなり空いていました。
先史時代からエジプト文明までの軌跡を辿る展示内容でした✨
さて、午前中に博物館を楽しんだので
お待ちかね、ランチタイム🍚
安くて美味しいエジプト料理!モロヘイヤは必修科目
私は子供の頃からねばねば系の食べ物が大好きです。
オクラ、山芋、納豆、そして❗️
大好きなモロヘイヤを本場で食すべく、レストランへ✨
ちなみにこの時、しつこい客引きに絡まれてまして、
頼んでもいないのに街の案内とかされました。
ちょっとしたトラブルが起きるのですが
それは後ほど✏️
モロヘイヤのスープはバターとガーリックが効いてて
結構コッテリめのスープでした。
あとはパンと、
ショルバト・リサン・アスフール(コンソメスープ)と
前菜のサラダとディップ用のソース。
食べ過ぎ。でも一日一食だし♪と自分を甘やかしてます。
ライスは、なんかよくわからない麺みたいなのが入ってて
それがコクとなって美味しかったです(語彙力欠乏症)
安かったのでモリモリ頼んでます
全部で200エジプトポンドのランチセット。安すぎる😍
また食べたいなぁ……
フェルッカの客引きについて行ってみた
⚠️エジプトで、女性一人での行動は危険です⚠️
とはいえ、常におひとり様の私は客引きの交渉に乗っかってみました。
フェルッカというアスワン地方のヨットがあり、
風を利用して走船する昔ながらのヨットです。
博物館からレストランに向かう道すがら、
声をかけてきたフェルッカ乗りが20ドル(アメリカドル)でどう?といってきました。
興味あるけどとりあえずごはん食べてから考えるわ。
とレストランに向かって歩きながら言ったら、
どこに行くのかを聞いてきました。(ちなみにその人はずっとついてきてる)
なので、Google Mapでここ、と見せると
ああ、ここ美味しいよね!
と言って、なんとレストランまでついてきました(徒歩20分ぐらい)
そして私が食べ終わるまでずっとレストランの外で待ていました(ここまでで1時間半ぐらい)
しつこい。そして怖い。
まぁ、この日は暇だったしフェルッカに乗るのもいいかなーと思って
食事後は彼についていきました。
が、皆さんは真似しないでくださいね⚠️
ナイル川上流の景色
さて、フェルッカ自体はとてものんびりとした船で⛴
向こう岸に行くのにもかなり時間がかかります。
とはいえ、
岸の対面にいたフェルッカ乗り(以下、Fと称します)の同僚?のヌビア人(この人はNとしておきます)みたいな人がもてなしてくれました。
焚き火をしてお茶を飲むという、例の遊牧民スタイルです。
さて、お茶🍵を飲んでいるときにこの二人で何やら話しています。
アラビア語なので私にはさっぱりです。
一応彼らも英語は喋りますが、片言。
グッド!とかセンキュー!みたいな、本当にその程度で
必要最低限のコミュニケーションレベルかも怪しいレベル。
ここでミスコミュニケーションが起きてしまったのでしょう。
Nがラクダに乗せて自分の村まで案内してあげるよ!と言ってくれたので、
私は楽だ乗りたいと言ってついて行くことに。🐫
しかしFは、私はラクダに乗ってまた帰ってくるものだと思っていたらしいのです。
なので、私がNの村に行くと知って激怒。
フェルッカ代を払っていなかったので渡したのですが、
悪態を叫びながらそのお金を砂漠に叩きつけてました。
ありえない対応に私の気分は最悪。
そもそも私は何も言われてないのになんで怒鳴られなきゃいけないんだ。
同じ村で一緒にビジネスしてるなら、そっちの責任なのでは。
と悶々としていました。
Nは、あいつ(F)はクレイジーガイだ、ごめんねと言ってくれました。
もちろん、いい人がいるということを知ってはいましたが
こういう経験をすると、その国の人全員の心象が悪くなりますよね。
私も日本人として気をつけようと思いました。
アスワンの砂漠
Nはとてもいい人で、砂漠を色々と案内してくれました。
自分はこの砂漠が好きなんだ、と言っていた彼の言葉が心に沁みました。
しかし、砂丘で夕陽を眺めていると
さっきのFが友人を連れて戻ってきました。
向こう岸に帰してあげるからまたアメリカドル20(日本円2000千円ぐらい)
をくれとせがみ始めました。
私は激おこです💪💢
人から貰ったお金を粗末にするし、人に怒鳴る。
そんな人の友人なんて関わりたくない。ありえない。
そんなことを言っても、
Listen!とか言ってしつこく言い続けてきます。
夜は危ないし、船も出なくなるから今しかない、と。
とはいえNは実は家族で民泊も運営していて、
なんなら彼の村から出る船がエジプトポンド10(日本円で40円)で乗れる、
という情報を手に入れていました。
しかも夜の11時ぐらいまで船は出ているとのこと。
嘘の情報で騙そうとしてるこのF友人にもブチギレです。
私は人生初ぐらいの勢いで怒鳴り散らかしました。
周りに他の観光客がいるにも関わらず、
Fが私に何をしたのか大声で叫び、
ハラス!(アラビア語で終わり、十分という意味)と連呼しました。
そしたら、ようやく観念したのか去っていきました。
ヌビア村にて
さて、Nの村に着き、他の宿泊客と一緒にご飯を食べました。
エカドール ヌビアン ゲストハウス アスワン という場所です。
飛び入り参加にも関わらず、ご飯やお茶も出してくれて心が癒されました☺️
オーナーはNのお兄さんとのこと。
ギターを弾いたり、🎸
焚き火🔥で淹れたコーヒーをもてなしてくれて
とても楽しい夜でした。
コーヒーも豆から煎ってグラインドして、
昔ながらの土器で淹れるという、
コーヒー好きにはたまらないパフォーマンスをしてくれました☕️
しかも、乾燥した生姜を一緒に入れて入れていたので
生姜の辛味が効いた、初めてのコーヒー体験でした✨
泊まって行ってもいいよ、と言ってくれましたが、
流石にそれは悪いので帰ること。
この日はN兄とNにそれぞれチップを渡してお別れを告げました。
別にいいのに、と言いつつも嬉しそうにチップを握っていました💰
やはり、こうゆう気持ちのいいお金の渡し方がいいよなぁ、と思いながら
この日はホステルに戻って就寝。
踏んだり蹴ったりでしたが、楽しい一日でした✨
そんなこんなで、次の日からはクルーズツアーです。
その旅模様を次回から書いていきますので、お楽しみに!✏️
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