【聴くクラシック音楽入門】🎵Vol.8
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ヨーロッパがルネサンス音楽の時代、日本はいつ頃だったのか?
1600年から前がルネサンス音楽、そしてその後がバロック時代。
1600年を境い目にして西洋音楽の時代区分は変わります。
そして、1600年頃からオペラも誕生します。
1600年というのは、日本では関ヶ原の戦いがあった年、戦国時代が終わるころであります。
日本に宣教師ザビエルがやってくるのは、それより前の1549年。この頃からキリスト教の布教が始まって西洋文明も日本にもたらされました。
様々な美術品、楽器が日本に届きます。
1551年、ザビエルが小型の鍵盤楽器を大名に寄贈した記録があり1552年には今の山口県でミサを歌ったといいます。
1579年にはイタリアからの宣教師がオルガン二台と一緒に来ます。
織田信長政権時代は、キリスト教も容認されており、日本は西洋文明に慣れ親しんでいました。信長自身もよく演奏を聴いていました。
しかし本能寺の変、豊臣秀吉が天下統一し、関ヶ原を経て徳川家康が政権を握って江戸時代になると、キリスト教は禁止されてしまいます。
その後1633年には鎖国令も出されます。もちろん、西洋音楽も演奏されません。
歴史を振り返って、本能寺の変がなければ?家康政権でなければ?どうなっていたのでしょうね。
次に西洋音楽が日本に来るのは、明治です。
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