🎵【聴くクラシック音楽入門】Vol.19～大胆な実験に挑戦するヴィヴァルディのお話し～
前回は、ヴィヴァルディのお話しをしました🎵
ヴィヴァルディが作曲した600余りある作品の大多数は、弦楽器を独奏楽器とするものです。
今回は、『合奏協奏曲の独奏楽器の組み合わせ』と『独奏協奏曲の独奏楽器』を見てみようと思います。
stand.fmにてお話しもしております💡
先ずは『合奏協奏曲の独奏楽器の組み合わせ』です。
2つのヴァイオリン
ヴァイオリンと2つのチェロ
ヴァイオリンとオルガン
ヴァイオリンとオーボエ
2つのチェロ
ヴィオラダモーレとリュート
2つのフルート
2つのオーボエ
オーボエとファゴット
2つのコル・ダ・カッチャ（狩猟ホルン）
2つのトランペット
2つのマンドリン
3つのヴァイオリン
ヴァイオリン・オルガンとオーボエ
4つのヴァイオリン
2つのヴァイオリンと2つのチェロ
2つのヴァイオリンと2つのオルガン
2つのオーボエと2つのクラリネット
「2つのフルート、2つのテオルボ、2つのマンドリン、2つのサルモ、2つのヴァイオリンとチェロ」
2つの狩猟ホルン・オーボエ・ヴァイオリン
2つの狩猟ホルンと2つのオーボエ
2つの狩猟トロンボーン・2つのオーボエ・2つのヴァイオリン
2つの狩猟ホルン・2つのオーボエ
2つの狩猟ホルン・2つのオーボエ・ファゴット・ヴァイオリン・チェロ
ヴィオラダモーレ↓
次に『独奏協奏曲の独奏楽器』で使われた楽器
ヴァイオリン
チェロ
ヴィオラ・ダモーレ
リュート
マンドリン
ピッコロ
フルート
オーボエ
ファゴット
オルガン
様々な楽器の試みがされていましたが、ここで使われた楽器の中でマンドリンやヴィオラダモーレなど、古典派になると、オーケストラ楽器にはないものもあります。
その他の楽器は、この後のオーケストラに全て登場します。
合奏協奏曲にてご紹介した
「2つのフルート、2つのテオルボ、2つのマンドリン、2つのサルモ、2つのヴァイオリンとチェロ」
この曲では、古い楽器であるテオルボと新しく登場したばかりのクラリネットの前進であるサルモなどを使用しています。
このようなことから、ヴィヴァルディは新旧の楽器を掛け合わせる試みをしながら、響きの合わせ方を実験していたように思われますね✨
～ちょっとひと言～
ヴィヴァルディの新しい試みをしていく姿に、戦国武将の織田信長も新しい物を取り入れて挑戦していったなぁ。というのを思い出しました💡
お読み下さりありがとうございます🍀
ごゆっくりお過ごしくださいませ🍵
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