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生産者さんの顔

今日、ふと考えた。
農家さんってなんであんなにも穏やかな顔をしているのかしら。

道の駅とか直売所のお野菜は、生産者さんの顔がみえる。
「生産者さんから直接お店に届いているから安全で新鮮です!」というメッセージらしい。

それはそうと、なぜ生産者さんはあんなにも一様に優しそうな顔なのだろうか。
商品として売れるほどおいしくて立派な野菜を育てるなんて、簡単にできることではない。
手をかけていても枯れてしまう植物を育てるには、毎日朝から晩まで気にかけていなくてはならない。眉間にシワがよって、ほうれい線の1本や2本、増えてしまっても仕方がない労働だ。
それなのに直売所の生産者さんの顔は、みんな朗らかでお肌ツルツル。どっちがトマトかわからない。

野菜にはなにか特別な力があるのかもしれない。
心を落ち着かせてリラックス効果があるのなら、野菜マッサージ、野菜セラピーなんてのが流行るかもしれない。お金をかけてお肌を整えているけれど、野菜から水分をもらえるのかもしれないとなったら、園芸が流行するかもしれない。今のうちに野菜の種、買い占めておこう。プランターないけど。

そういえば少しまえに「きゅうりパック」ってのが話題になったけど、あれ効果あったのかな。きゅうりってずっと叫んでるって話、ほんとうなのかな。
生産者さんの顔写真、遺影に使ったりするかな。ブロマイドみたいに手に入らないかな。推しをみつけて足繁く通って、野菜をたくさん買う推し活もありかもしれない。

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○トレーサビリティ・システム
「その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのか」を明らかにするため、原材料の調達から生産、そして消費または廃棄まで追跡可能な状態にすること

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