藤子不二雄のSF短編作品を知ってますか?
前回の記事で『鬼が出てくるアニメが多いのは何故?』ってのを書いたんだけども
その時ね、昔、藤子不二雄作品ですごいの読んだことあるな・・・
ってことを思い出したんです
それが『SF・異色短編』
あ!そうそう!
この短編集は藤子・F・不二雄先生の方です
ドラえもんの方ね
これね~昔読んだ時衝撃を受けたんですよね
やっぱりドラえもんのイメージが強いから、ほんわかした子供向けの漫画ってイメージじゃないですか
いやまあ、時々ドラえもんにもちょっとエグイのはありますが基本的には子供向けのほんわか漫画だと理解しているので
でもこのSF・異色短編ってかなりエグイものが多いんですよね
私が強烈に覚えているのは『カンビュセスの籤』という話です
細かいことはあんまり覚えてないんだけど、確か宇宙船で2人の人間が籤を引いて、ハズレを引いたら当たりの人の食糧になるっていう話だったと思います
他にも
人殺しが当たり前で食事をすることは隠さなくてはならない世界の話とか、人と家畜が反対になっている惑星の話『ミノタウロスの皿』とか、人間が増えすぎてるから間引きするような話とか、人間をこの先も生かすかどうかの会議をする神様たちの話とか・・・
あれ?
何か・・・気づきませんか?
そう!
これって今の時代とちょっと似ているような感じの話が混ざってるような感じですよね?
ここのところ立て続けに書いている今この時代、この世界で起きている話
光と闇の戦いの話
この世界で起きている真実に目覚めた今、改めてこの漫画を読むと鳥肌が立ちます
ちなみに私が前回の記事を書いた直後に、大好きな声優さんのラジオをyoutubeで聴いていたら、そのラジオの中にもこの『SF・異色短編』の話が出てきて、ちょうど思い出してた『ミノタウロスの皿』の話をしていたから驚きました
これはもう完全にもう一度読みなさいってことだな~って思ったので、その日のうちに図書館に行って借りてきましたよ
で、今は1巻を読み終わったとこなんだけど
いや~本当に鳥肌が立つ
漫画というフィクションの中に、ノンフィクションを混ぜているとしか思えない
これはどっちなんだろう
眠っている人たちを目覚めさせるためにノンフィクションを混ぜているのかそれとも、ノンフィクションを混ぜておきながらあくまでもフィクションなんだと錯覚させるためなのか・・・
どちらともとれるような気がするな~
でも個人的な思いとしては前者であってもらいたいけどね
まだ読み終わったわけではないので、全部読み終わったらまた違う感覚も出てくるかもしれないし、どちらなのかを理解することもできるかもしれないから読み終わるまで保留にしとこう(;'∀')
読み終わったらまたこちらで記事にしようと思います
これは結構泣ける話だったな・・・