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私と創作とVALIS

皆さんこんにちは。ヴァンデラーのれんと申します。
VALISと出会って、もう1年半以上が経とうとしています。とても濃く、様々なことがあった1年半でした。

いつか書くつもりだった、"私"と"創作"と"VALIS"について、この機会に記そうと思います。
自分のことを詳細に書くのは初めてかもしれませんね。
暗いプライベートな話も含みますが、私が私として前に進むために、書きたいと思いました。よろしければ最後までお付き合いください。

2020.12. VALISとの出会い

詳細な日にちは覚えていませんが、VALISとの出会いは、2020年12月だったと思います。
とあるVTuberさんがリツイートされていた『革命バーチャルリアリティ』のMV動画(Short版?)でした。

その世界観、3Dモデルの美しさや技術、ダンス等々に衝撃を受けました。元々、サーカスや魔法など、ファンタジー要素のあるものがとても好きでしたし、今までに知っていたVとは全く違う魅せ方に惹かれました。

ただ、その後すぐにどっぷりはまったというわけではありませんでした。
すぐにどっぷりはまっていたのは、家族であり、ヴァンデラー仲間である霧島らいてふで、昼夜問わず家でVALISの楽曲や生配信を流しているのを横で聴いていました。
そのうち、生配信でVALISの皆が楽しそうにお喋りしていたり、他のオリジナル楽曲や歌ってみたを聴いたりする中で、段々興味が湧いてきて、いつの間にか好きになっていました。
また、私はMYUさん寄りの箱推しですが、革命を聴いた時から、MYUさんの歌声が好きで、この時から今に到るまで最推しはずっとMYUさんです。でも、もちろんみんな大好きです!!!!!!

2021.05. 初デジタルイラスト

2021年のゴールデンウィークは、メンバーがVALISのオリジナル楽曲をshort ver.として歌い、毎日UPしていました。
この時、私も個人的に企画をしました。
UPされる動画で歌っているメンバーと、同じメンバーのイラストを毎日UPして、最後に一枚絵をあげる、というものです。

初UPはチノ先生でした

アナログ絵は小さい頃から好きでよく描いていましたが、二次創作でデジタル絵をしっかり描くのはVALISが初挑戦でした。
このイラストをあげた時は、ヴァンデラーさんとは誰も繋がっていなくて、しかも別のアカウントであげたのですが、UPしてすぐに反応が来て、物凄く嬉しかったことを覚えています。
全員分あげ終わって、今後もVALISのイラストをあげていきたいなと思い、今のVALIS専用アカウントを作りました。

今のアカウントで最初にあげたイラスト

2021.08. クラウドファンディング

この時にはもうだいぶVALIS沼に浸かっていました。
クラウドファンディングでは、プラチナを選択。
プラチナのリターン内容の一つ、1st ONE-MAN LIVE『拡張メタモルフォーゼ』現地観覧。もうこれは行くしかない。元々、ライブや舞台を観に行くのは好きでしたし、現地でしか味わえないものがあると思っていました。
10万円を推しのために一回で出すのは初めてでしたが、ここで出さなかったら絶対後悔するだろうと思い、購入を決定。
すぐに目標額を達成してとても嬉しかったですし、ライブへ行けるのが楽しみでたまりませんでした。

いよいよ拡張……の前に 【非常に暗い話】

ここで唐突ですが、自分のプライベートな話をします。
少し長くなりますが、自分がVALISに非常に感謝している由縁にも繋がるため、記します。

2021年当時、私はデザイン会社に勤務をしていました。しかし、それまでデザイン一本だったわけではありません。

まず、新卒で入った会社では主に事務職をしていましたが、そこで色々あり、(診断されたわけではありませんが)うつ状態になりました。
感情がどこかにいってしまったような感覚です。上司から叱られても、「本当はここで悔しいとか悲しいとか感じないといけないのに、全く心が動かないなあ」と、その場でぼんやり考えているような感じです。
あと、毎朝通勤時にホームに滑り込んでくる電車を見ながら、とび……とか考えることも普通にありました。
自分に価値がないと思っていたし、自分は何も出来ないと思っていました。
割と最近まで、当時の夢を見て「申し訳ございません!」と大声をあげて飛び起きるくらい、引きずってしまっている過去です。

そんなこんなで、一社目を辞めました。辞めた日、外の新緑があまりに綺麗で驚いたことを今でも覚えています。
次はどうしようと思う中、一度やってみたかったデザインの仕事をやることにしました。
デザイン関連の学校に通い、就活をし、無事に就職でき、やれやれというところ。グラフィック、web問わずデザインすることは楽しく、自分が考えたものが形になっていく喜びがありました。
しかし、ここでも、残業、ハラスメントが……。前の会社のこともあったので、こういうものなんだなと思っていた自分も自分ですが、辞めていく社員たち……。気付けば3人分の仕事を抱え、日付を超えて帰宅する日もあり。残業代はなし。
とある日、朝起き上がれなくなり、辞めることを決意しました。正直、また辞めるのか、という思いでした。
辞めることを会社に伝えた時、「人としておかしい」と言われました。書いててなんだか悲しくなってきましたし、辛いことばかり書いてすみません。
正直自分のために書いているようなものです。
これが拡張メタモルフォーゼの約1ヶ月前にあったことです。

2021.11.23. VALIS 1st ONE-MAN LIVE 『拡張メタモルフォーゼ』

明るい話に戻しましょう。
拡張メタモルフォーゼ当日。正直どきどきでした。どんなライブになるのかはもちろん、他のヴァンデラーさんにも初めてお会いするわけで。
VALISパーカーなどライブグッズを身につけて、池袋の某公園で輪を作るヴァンデラー集団……正直凄く楽しかったです。

そして、いよいよ会場入り。
この時初めてプレゼントBOXとフラスタの存在を知って、非常に悔しかったですね……そういうものが送れるのですね!? 送りたいです!! あとVALISメンバーからのメッセージ最高ですね!? という気持ちを胸に、着席。

現地参戦の証

格好良い歌、ダンス、てぇてぇMC満載のAct.1が終わり……アンコールを呼びかける拍手。(何故かだんだんスピードアップしていた……)
そして始まるAct.2。
……実は、私は当時すぐに受け入れられなかった方でした。これに関しては、本当に申し訳ないと思っています。
ただ、もう翌日午後あたりには考えを変えていて、今はもちろん全部丸ごとVALISを愛しているし、応援したい気持ちでいっぱいなので、もう詳細には書きません。

2021.11.28. オンラインお喋り会

VALISを応援する気持ちを新たにして迎えた、オンラインお喋り会。
しかし、何を話すか全く考えておらず、とにかく緊張しまくっていた記憶。
ただ明確に覚えているのは、一番最後に「私の夢を応援してほしい」とVALISにお願いしたこと。

また唐突な話になりますが、私には小学生からの夢があります。
それは小説家になることです。
実は、中学高校では、文芸部に所属していて、ずっと小説を書いていました。一次創作メインのため、VALIS関連で小説を書いたことはありませんが、文章を書くのも好きです。
頑張ってはいたので、一応書きますと、校内作文コンクールレベル(小説でも作文でもOK、3学年合同で600人くらい)ではありますが、高校生の時に最優秀賞をいただいたこともあります。
しかし、その夢に素直に向き合うのが怖くて、新卒の時も考えはしたんですが、諦めてしまいました。応募するための雑誌は買ったんですが……。就職後は、既に書いたように色々あったので、書くことすらしていませんでした……。

拡張の前、会社を辞めることを決めた時、小説家の夢にきちんと向き合おうと思いました。しかし、どうも覚悟ができなかった。自分がやりたいことに素直に向き合うことができなかった。社会人として自分はこれまでうまくいっていない、という気持ちとか、色々ありました。(ちなみに周囲は夢を応援してくれています、本当に自分の気持ちの問題)
そんな中で、拡張を観て、VALISの「人生を賭ける覚悟で、ここに立っている」という言葉を聞いて、強い衝撃を受けました。
正確にいうと、その時はオリジンが目の前に登場した衝撃で頭がいっぱいで、翌日以降〜お喋り会までの中で、その言葉がひしひしと胸に迫ってきた、という感じです。人生を賭けている存在が目の前にいた。では私は?

そして迎えたお喋り会。この時、私は「夢を応援して欲しい」と言いましたが、夢の内容については語りませんでした。口に出す勇気がありませんでした。でも、VALISは「れんさんの夢を応援する!」と言ってくれました。
お喋り会の後、嬉しすぎて号泣して、その後すぐに、書き進めていた小説の続きを書き始めました。
VALISを推す気持ちもより強くなり、この頃からメンバーに対して、応援の気持ちを込めてリプを出来る限り送るようにもなりました。

2021年末 退職 【またしても暗い話】

再び暗い話になります。
デザイン会社を12月末に退職したのですが、出社最終日に悲しいことがありました。
退職挨拶をした後から退社するまでの間、辞めることを散々責め立てられました。セクハラ的発言もあり、詳細には書きませんが、一つだけ。

"創作の世界に出てこないで欲しい"

会社の社長に言われた言葉です。間に受けてはいけないとは分かっていました。
私にとって、創作は人生を賭けるに値する大切なものであり、それをそんな言葉一つで諦めてはいけない、と、頭では分かっていました。
しかし、刺さるものは刺さります。同時にそこまで言う人に対する恐怖も。

会社の人に見られている可能性を感じたアカウントは、特定されないようにしました。しかし、怖くて結局そちらでは呟けていません。でも、そのアカウントは、私の敬愛する作家さんと繋がっているので、消したくなく、そのままになっています。いつか戻したい。

その後、進めていた小説を書くことはやめませんでした。応募締切もありましたし、むしろこれまでの色々を小説に込めようと思い、書きました。
この時書いていた小説は、とある賞に応募していて、今は結果待ちです。相当暗い小説になりましたが、私の中では、応募、という実際的な行動が出来たことが大きいので、良かったです。

しかし、デザインからは気持ちが離れてしまっていました。
以前は、街中のあらゆる物のフォントを見たり、デザインの流行を追ったりするのも好きだったのですが、もう小説に専念しようと思っていました。

2022.04. ネフィちゃんのイラスト

小説応募と並行して進めていたことが、VALISのファンアートを描くことでした。元々昨年から描いていたのですが、線画のまま止まっていたイラストでした。

この頃、ちょうどGartic Phoneをヴァンデラーの皆さんとしたり、お絵かき部に入部したりと、ヴァンデラーさんと絵に関する活動や交流が増えてきていました。
完成したイラストがこちらです。

NEFFYちゃん -物換星移カタルシスより着想-

当時、このイラストを見て下さった方、反応を下さった方、本当にありがとうございます。
そして、何名かの方から、翅の"デザイン"が素敵というリプをいただき、そこで「私はまだデザインが好きなんだ、好きでいていいんだ」という気持ちに気付きました。

2022.04. WANDERER'S INFO アイコン

私がネフィちゃんのイラストを描いていた頃、らいてふ氏がVALISを応援するための非公式アカウント「WANDERER'S INFO(@WANDERERSINFO)」の開発に着手していました。
そこで私は、そのTwitterアイコンをデザインしたいと申し出、原案を作成しました。

彷徨人=WANDERER

デザインは、めちゃめちゃ楽しかったです。
どの媒体で見ても「彷徨人」という文字がきちんと読めるように、とか、VALISや深脊界のアイコンに世界観を寄せつつも非公式感は出す、でも格好良く、とか、色々考えて作りました。
ちなみに最近GARLANDという、ヴァンデラーさんたちのVALISファンアートのネップリ一覧化サービスがリリースされたので、ぜひそちらもご利用ください!!!(突然の宣伝)(といいつつ、私はまだネップリ登録をしていないのですが……が……)

2022.07. 転生カウントダウンイラスト

2022.7.30.は、VALISの2nd ONE-MAN LIVE「転生デパーチャー」。
ヴァンデラーお絵かき部で、イラストと共にカウントダウン形式で、ライブ開催を応援する企画が立ち上がりました。
ちょうどその頃、就活の再開や小説の執筆などもあり、参加を迷いましたが、せっかくの機会なので参加させていただくことに。ヴァンデラーさん達とのイラスト企画に参加するのは初めてでした。
そこで描いたイラストがこちら。

最推しMYUさん -渇愛論より着想-

最推しのイラストを企画で描かせていただき、VALISに届く形で投稿できたという喜びは凄まじかったです。
多くの方に見ていただき、暖かい言葉や反応をいただき、本当に本当に嬉しかったです。ありがとうございます。

2022.07.30. VALIS 2nd ONE-MAN LIVE『転生デパーチャー』

そして迎えた転生デパーチャー。当日は、たくさんのヴァンデラーさんとお会いし、お話し、素敵なものもたくさんいただきました。本当に嬉しかったし、楽しかったです。

ライブは……本当に最高でしたね。
冒頭のアニメーションからもう泣きそうでした。メンバーが毎日頑張って積み上げてきたものがあり、その努力と熱が歌とダンスという形で表現される。拡張の時とはまた違う強さを感じたオリジンのVALISたち。かわいい衣装。ライブならではの曲構成や演出。全てが良かったです。

転生前の過去については、一週間ほど前に知りました。転生前の2曲もその時聴きました。最初は驚きましたが、過去も含めて全部愛そうという気持ちでいっぱいだったので、ライブ前に知ることができて良かったと思いました。
おそらく、当日に何かしら関連するものはあるだろうと思う中での、あの2曲。正直、流れてきたときは「あああ……」と声が漏れました。ペンライトたくさん振りました。良かったね、良かったね……と思いながら。

コロナのこともありましたし、ライブが無事に開催されるのかどうか、本当に最後まで不安でした。とにかく応援し続ける、その一心でした。

2022.08.07. ネフィちゃんとのお喋り会

今回のお喋り会では、話すことを決めていました。
一つは、ネフィちゃんのイラストを描いたことがきっかけで、デザインをまた好きになれたということ。
もう一つは、前のお喋り会では、話せなかった自分の夢について。

ネフィちゃんのソロオリジナル曲『猫好的トリックスター』が本当に好きで、その理由の一つは、まずネフィちゃんの過去編(cf. 仮想旅団オーヴァチュア)があってからの、「あたしが一番」と歌う良さ。

もう一つは、どうしても自分のことと繋げて聴いてしまいます。夢に向かってまっすぐ進もうというメッセージ性を持つ歌詞が本当に好きです。いつも泣きそうになります、何なら今聴きながらこの記事を書いていて泣きそうです。
「夢のため何も譲れない」「あたしが決めたんだよ」……どの歌詞も刺さるし、本当に好きです。それを伝えたいと思っていました。

お喋り会は、VALISグッズの祭壇を背景に、またVALISのTシャツ、ネフィちゃんのにゃんぬい、ブランケットを装備?して臨みました。

VALIS祭壇(アプデしたいと思いつつそのままになってる)

冒頭、ネフィちゃんの方から、あの蝶のイラストを褒めてくれて、嬉しすぎて奇声を上げました()
祭壇も、随分前から作ってくれててありがとう〜と言われて、めちゃめちゃうれしかったです。(最初に作ったのは確か2021.09頃)
その後、小説もイラストもデザインも頑張っていきたいし、「自分の書いた本を出したい」という夢を話しました。いつか本屋さんに自分の本が並んでいたらすごく嬉しいな……。ネフィちゃん、応援してくれて本当にありがとう……。

おわりに

今は、次に応募する小説(一次創作)のことを色々考えています。
そしてもちろん、これからもVALISを色々な形で応援していきたいと思っています。
悩むことばかりだったけれど、VALIS、そしてヴァンデラーさんたちのおかげで、私は今こうして記事を書けています。本当にありがとうございます。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

れん

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