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グローバルリテーラー

前提知識、導入

「グローバルリテーラー」
→世界規模で小売業を行う企業や会社の呼び方


「セルフサービス店」
→並べられた商品を顧客が直接手にとってカゴに入れたりして、選ばせ、レジとかで一括で買う方式の店。低価格で短時間で買い物できる。みんなが買い物する店は基本的にこれ。

主な外資系小売業の日本市場への参入は、アメリカのタワーレコードが始まり。近年で言うとイケア、H&M、ZARAとかのヨーロッパ系の小売業の進出が活発。

以下、グローバルリテーラーの形態を紹介してく。

◯ハイパーマーケット

フランスでNo. 1小売業、カルフールが起源。大型のセルフサービス店。

・売り場面積 :標準で1万㎡(一辺100m)以上
・商品点数     :5万品目
・店内構成     :食品にウェイト大で衣料、
       住関連用品など生活必需品を揃え、
       価格訴求力を持つ

◯スーパーセンター

アメリカのウォルマートが起源で、そう呼び始めたためできた形態。ウォルマートは小売業の中で世界最大。

さっきのカルフールの主力業態である、ハイパーマーケットの(衣食住全てを扱うワンフロア・集中レジ方式を米国に導入して、1万品目の食品と4万品目の非食品を扱おうという)業態として展開したが、うまく行かなかった。そのため、ハイパーマーケットを改善してできた形態。

・売り場面積 :1万〜2万㎡
・商品点数     :10万品目
・店内構成     :食料品が中心のスーパーマーケットと、
       日食料品中心(衣・住・遊)の
       ディスカウントスト      
       をワンフロアに融合した品揃え。

◯ホールセールクラブ

会員制の、現金販売で客が商品を持ち帰るタイプの小売。顧客は一般消費者はそうだか、「事業者」が対象。

代表的なのはコストコ。「ウェアハウス」と呼ばれる建築コストの低い倉庫方の店舗が採用されてる。商品品目を絞り、ケースやカートンとかみたいに大容量をセルフサービス販売することで運営コストを控えて低価格を追求している。

売り場面積 :1万㎡
商品点数     :3500〜4000品目
構成     :食料品、生活用品中心

最後に

2019年現在、日本でのホールセールクラブはコストコの一人勝ち状態。他社は参入と撤退を繰り返している。

コストコとかみたいに、日常使うものや触れるものの知識が増えるのは嬉しいよね。コストコの天井を見てみて欲しい。たしかに建築コストが低そう。





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