ダイエット情報の取捨選択

おはようございます

優柔不断の極みの私です


管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を持っている私ですが、だからダイエットを簡単にできる!正しいダイエット知識があり実践ができる!というわけではありません


実際、菅理栄養士専攻の学生には痩せ~ぽっちゃりの方まで幅広くいました

私は入学時にはぽっちゃり、2年生でストレスから拒食になり痩せ、そして現在はぽっちゃりに戻りました(BMIでいうと22→16→21)


で、拒食になったときには2か月で10キロ落ちました

糖質制限的なものだった?いいえ、お米大好きな私は拒食の時には「小さなおにぎりと伊藤園の野菜ジュース」を食べられるときに、食べられるだけ、食べていました

あと、購買でフライドポテトとか…(リバースはありましたが、パニック発作を起こしたときや過度なストレスかかかったのみなので、基本空腹時でした)


といいますか、過食嘔吐はできませんでした

なぜなら吐き気は唐突に来るから(特に広場恐怖があったので電車内とか)

「吐くこと」が恐怖でストレスだったんで・・・だから電車に乗る前や乗り物に乗ることが分かっていれば絶対に固形物を口にしませんでした

食べた後、3時間は絶対に電車には乗りませんでした(高くてもタクシーを使うか、歩きました)


常に吐き気止めを持ち歩き、恐怖心と緊張を落ち着かせる処方薬を持ち歩き、かばんにはビニル袋とエチケット袋、ペットボトルの水、空きペットボトル、いざという時の大判のタオル・・・荷物が増える増える

すぐに出せるようにリュックではなくトートバッグ


今もですが、かばんは5キロ以上はあるかと思います・・・小さい鞄?ナニソレオイシイノ???


さて、本題

私は絶賛ダイエット中です、何故なら筋肉が落ちて見た目がぽちゃになったから

無駄に腕力がある(500mlペットボトル24本入りとか余裕で持てる)ので、筋肉量が落ちたことに気が付かず、イメージコンサルタントさんとのオンラインショッピングの際に全身写真を撮って「あれぇ???」となったタイプです


それからは、DHCさんの肥満遺伝子検査とダイエット向け遺伝子検査をしたり、YouTubeでダイエット系の動画を見漁ったり・・・

そして科学的根拠もなく、栄養学や運動の専門家ではない方のダイエット講座を申し込んでみたり・・・

迷走にもほどがあるだろ!と数週間前の自分に「まぁおちつけよ」と言いたい気分

管理栄養士って文系と理系の間って感じなのですが、実際に大学の講義とかはほぼ理系・・・なので、科学的根拠が欲しい!

(大学時代も拒食でほぼエネルギー不足の飢餓状態だったので、ケトン体とか習ったときには「ケトン体だらけじゃー!」と自分を実験台とネタにしていました、1週間の献立を記録する栄養指導の実習では私が患者役の際にしこたま教授に怒られました)


買いあさる本…増えるレシピ集…減らないお酒の本

著者はメンタリスト、インフルエンサー、医者など様々

で、とにかくやってみる→自分に合っていなかったら辞める

件のダイエット指導の数万しましたが、私にはあっていませんでした

だって、朝食とか食べたら一日死ぬ・・・動けないし気持ち悪いし腹部膨満感がひどい・・・今はフリーランス?個人事業主?だからいいけど、また会社員はじめたときに継続できる?できない(断言)


だって、通勤あったら嘔吐恐怖で体が拒絶しますもん

10年近く、朝昼食べない生活をしていたのにいきなり3食とか無理

会社員の時には会社についてからホットのブラックコーヒーと、頭を動かすためにチロルチョコとか一口サイズのチョコレートや飴、ラムネ、グミを食べていました(その辺は自由だったので)

ストレス耐性の低い人間なので、リラックス用に無印の冷水筒で水出しハーブティーとか緑茶とか作って会社の冷蔵庫にも置いていましたね(代わりに給湯室の掃除と掃除用具は持参して行っていました)


基本、空腹という感覚がないんですよね…

でも会社員もしていた時は太りませんでしたBMI 20前後をうろうろしていたかな?

ただ、会社員をやめて療養中にコロナ襲来→家から出ないので朝食も昼食もなんとなく食べる→数か月後「あれぇ?」


そもそもグルメ好きなんですよ、お取り寄せも大好き、デパ地下も大好き

おいしいもの、食べたいものを気分で食べる

逆に気分でないと食べない、食べてもグロッキー状態になる


そんなわけで、合わないダイエット指導は挫折しました

夕飯が野菜スティックとかキャベツだけとか無理、だったら食べないほうがマシ

低エネルギー&高たんぱく&低糖質な食事を3食行った結果・・・


見事にストレスで倒れました

内臓疲労・消化不良・低栄養で点滴送りです

楽しくない、美味しくない食事ほど苦痛なことはありません・・・特に私は趣味が「おいしいモノ探し」以外にないので余計に

飯テロ大好きです


そんなこんな、現在は朝にインスタントの具なしの味噌汁かスープをゆっくり口にして、あとは水分補給をしながら、食べられそうなときにご飯を食べる(ブランチになることも)

夕食は一汁三菜を目標にバランスを考えて作る

結果、ようやく体調が落ち着いてきました

あすけんというアプリを使いながら、食べたものを記録

摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように調整

そうなんですよね、科学的に言えば「摂取カロリーが消費カロリー以下であれば痩せる」んですよ


原点回帰

じゃあなんで太ったの?って、たぶん原因は「食べ物の選択」ミスです

たまーに出かけて買って帰っていたのは、美味しいお店の唐揚げやケーキ、ドレッシングたっぷりのサラダ、家で作っていたお昼は食べやすいからとパスタに市販のソース

食べる回数や1回量が少なくても、塵も積もればなんとやら・・・

選択するものが殆ど高カロリー・・・食事回数が少ないからと油断していた結果ですね、情けない限りです


現在はしっかり量を決めて、栄養バランスをとっています

今はカロリー管理アプリとかあるのでいいですね!

レコーディングダイエットも楽なものです(手帳に書くとか絶対無理)

日記が1日坊主な私でも朝、スープや味噌汁を飲みながらスマホでちょいちょいと1日の献立を考えられます(お、カロリー足りないからお酒のめちゃうな!とか思ってしまうので仕方がない)


そんなわけで、世の中には色々な情報があふれていて、特にダイエットなんて「思考能力が停止」するものは特に気を付けましょう

だって、医者ですら糖質制限賛成派と反対派、食事回数の論争などが絶えないのです・・・同じ生活をしていても問題がない人もいれば、体調が芳しくなくなる人もいるのです


試してみて「あ、合わないな」「苦痛だな」と思ったら辞めることも選択肢に入れましょう、じゃなかったら信頼できる友人などに現在のダイエット内容を伝えてみましょう

私は大学時代の友人たちに相談したらフルボッコにされました・・・そのうちの人はライザップ経験者でしたが、ライザップでもこれはない!とブチ切れられました


食のプロといわれる管理栄養士ですら、時間とともに知識は薄れ、情報に左右されます

情報を判断するのは本当に大変なことです、だってそもそも科学的根拠とかを探そうとしても賛成派と反対派がいるし・・・なので、まずは基礎の基礎から代謝とは何か、タンパク質代謝はどのようなものか、などなど「確実に解明されているもの」を学びなおして、しっかりした知識を身につけないといけないと思ったこの頃です


まさか、卒業してから参考書を買うことになるとは思わなかった

日本もアメリカと同じように管理栄養士の免許が更新制になればいいのになぁと思う日々です