六根清浄
引き続き、水行肝文の解説です😊
得聞此経(とくもんしきょう)
六根清浄(ろっこんしょうじょう)
神通力故(じんづうりきこ)
増益寿命(ぞうやくじゅみょう)『法華経常不軽菩薩品第20』
法華経を聴くことを得て
六根が清浄となり
神通力によって
寿命が増した「現代語訳」
六根とは、人間の感覚器官である五感(眼・耳・鼻・舌・身)と
第六感である(意)のことを指します
五つの感覚器官から、情報を得たものを心で判断する
これらの感覚から、私たちの欲望が生まれます
良いものを見たい、聞きたい、嗅ぎたい
美味しいものを食べたい、良いものに触れていたい
そのように心で思い、行動に移す
「快楽の踏み車」という言葉があります
欲望は満たされた時、また次の欲望が生まれ限りがありません
その限りない欲望に心が支配され、苦しみが生まれるのです
法華経の教えを聴くことで、六根が清浄となり
強い欲望を生まないことで、苦しみが無くなり
心の負担が減ることで、寿命が延びることにつながります
長生きの秘訣は、仏さまの教えを聞く事にあるという事です😊