しごとバー 無人駅をめぐる本屋 トークイベント メモ
仕事終わりにしごとバー神田でやっていた小売ナイトに行ってきた。複業で無人駅をめぐる本屋をやっている堤さんがゲストだったので、本業とのバランスや本屋一本にしないメリットを聞きたかった。イベントのメモを振り返りのためにまとめる。
https://www.facebook.com/events/2266140933665841/?ti=icl
イベントで気になったメモ
・高校生、大学生の進路について問題意識を持って、そこに焦点を合わせているのが印象的だった。無人駅でやっているという特徴だけじゃない、強い思いのようなものがあるのは少し意外だった。
・自分は本がそこまで大好きではない(なかった)、本屋には得意なジャンルがある、と言い切っていたのが新鮮だった。
・月に2回イベントを入れると準備とイベントで月の休みがなくなるとキツイ。月に2日はぼーっとする日がいるらしい。
・副業が気分転換になり、本業に生かす学びがあるので良いサイクルになっている。当分は崩さなくてもいいと思っているらしい。
・「学生に今のスタンスでできるのはあと5年程度。学生には変わったお兄さんくらいだと良い影響を与えれるけれど、おじさんになると難しくなってくる」
・会社の人に嫌味を言われたりすることが(堤さんに限らず一般的に)ある。堤さんは巻き込んだりしながら味方を作っている。
・「地域の人にお金をもらって、そのお金でそこのお店でご飯を食べ。お客さんとの境目ってないのかも。」
・「場所場所で常識は違う。それを知ってるだけで気持ち的に感じ方が違う。」
・仕事=誰かの人生の一部を委託されている
・(となりに座っていた複業をされている方の話)「副業を本業にすると生活しなきゃみたいなものが乗っかって楽しくなくなった。副業だから楽しいものもある。」
その他メモ
・アスノオトが地域創造をテーマのオンライン学校をしている
・長野の「大福屋」で本の委託販売ができる。手頃に棚を持って本屋を始められる。東京にもそういうところがたくさんあるのでは?
・古本って自分の本を売るから本当に置いておきたい好きな本が売れないのでは?
・古本販売だと著者、出版社に利益がいかないけれどそこに申し訳なさのようなものは感じないのか(自分は感じてしまいそう)
気づき
・当然だけれど、どんな形の本屋にも何か思いや目的がある。ないと難しいのかもしれない。
・本屋でインターンをしていると文芸などすべてを体系的に理解をしておく必要があるように感じることが多かったけれど、小さな本屋であれば割り切ってしまってもいいのかもしれない。
・休みなど本業とのバランスは大切。副業を楽しむという意味合いでもバランスを変えるのはちゃんと考えた上で。
・踏み出してしまえば本屋になることは簡単なのかもしれない
・今の年齢だからできることが体力面以外でもある
これから生かすこと
・自分が本屋をやるなら、なにが目的、ゴールになるのか日々考えていく
・これからのインターンに入る量、時間について一度検討する
・委託販売、イベントなど本屋の気軽な始め方を調べる
・古本で好きな本を売れない問題、古本だと著者や出版社に還元できない問題について古本屋をやっている人に考え方を聞く
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