相手を納得させる技術〜営業編〜
こんばんは。
本日は、ロジカルシンキングではなく、ロジカルプレゼンテーションについてです。
相手を納得させる考え方、伝え方についてです。
ロジカル、論理的な思考の重要性は何度もお話してまいりました。
具体的な使い方や、考え方も書いたつもりでしたが…
簡単に書くことが目的となりすぎていたと反省しています
そこで、書籍を元に、改めて論理的なプレゼン、提案について掘り下げていきたいと思います。
提案を実現する技術
適切に考えること
適切に伝えること
誰しも、業務内外問わず提案をする機会はたくさんあります。
そこで重要なのが「提案力」になります。
提案力がある方は、自分の主張を相手に受け入れてもらうことが出来ます。
結果、ビジネス、プライベート問わず充実した生活を送ることが出来ます。
想像してみて下さい、自分のしたいこと、やりたいことが何でも叶うことを…
提案力があるからなんでも叶うということはありませんが、提案力をつけるとある程度は要望通りに動かすことが出来ます。
逆に、提案力がないと後悔します。
したいことができない、欲しい物が得られない、思い通りにならずストレスを抱える…
この提案力一つで人生を左右するといっても過言ではありません。
そして、この提案力は努力して身につける必要があります。
流されるがまま、したくないことをして欲しいものも手に入れることができない。そんな人生が良い方は努力する必要はありません。
しかし、誰しも仕事をして、家族がいて生きています。
仕事をするのであれば、会社の利益になる行動が求められます。
提案力一つでビジネスを大きくすることができます。
社会人の方は、否が応でも努力をすることが必須です。できない、したくないなんて言い訳でしかありません。
家族がいる方も同様です。
配偶者、子供、親、兄弟姉妹…その家族を守るために提案力が必要になるケースお十分想定されます。
提案力がないが故に、大切な人を守ることが出来なかったなんてことにならないためにも提案力は必要になります。
提案力は必須=努力をすることは生きていくために必要
こんなこと言わなくても分かると思いますが、重要なことなので書かせていただきました。
では、本題に入ります。
適切に考える、伝えるためには
違う前提条件を持つ「どんな相手」をも理解させ、納得させるためには、論理的に伝える必要がでてきます。
論理的とは、
「話がちゃんとつながっていること。」の状態を指します。
話をつなぐためには、縦の論理(直列) か横の論理(並列)が全部「ちゃんと」つながった状態が、「論理的な」状態となります。
逆に、論理的ではない場合を考えてみます。
論理的ではない=納得しない状態と考えます。
人が納得しない理由は2つ
・本当に?それで正しいの?
・それだけ?もっとない?
この考えに集約されると思います。
本当に?それで正しいの? とは
先程の縦の論理がつながっていない、またはつながりが弱いため起こります。
因果関係が弱いため、納得できない状態です。
AだからB。だからCという話があるとします。
りんごだから果物。だから今日は寒い
どうです?意味不明ですよね。
このように、縦の論理がつながっていないと納得できない文章になり、伝わりません。
この状態では納得してもらえません。
原因はこの3つです
・経験や思いこみで、口には出さない勝手な前提条件を頭のなかに置いている
・質のちがうものを十把一絡げ(いろいろなものをひとまとめ)に議論している
・たまたまであるものを、必ずそうだと言っている
この3つのポイントに注意すると、縦軸が繋がった論理的な考えが出来るようになります。
それだけ?もっとない? とは
横の論理がつながっていない、またはつながりが弱いため起こります。
全体のとらえ方がおかしかったり、漏れやダブりがあるということ=MECEではない状態のことです。
以上の2つもポイントを避けるだけで、論理的な思考に近づきます。
MECEのわかりやすい図がありました。
この状態を意識し、もれなくダブりなく話をしましょう。
そして、相手の次元に合わせて話をしましょう。
誰の「視点」かを考える
どんな場合での言葉か「切り口」を考える
理想の論理軸
縦の論理
縦の論理では、「求められれば細かくできる」状態に自分を鍛え、準備することが重要です。
納得しない場合、詳しく説明をしますよね?
その説明ができる準備ができていないと、縦軸が繋がらない=納得されない状態に陥ります。
説明力、知識量は常に鍛錬することでしか身につきません。
考え方や思考法などはNote別記事や、書籍で簡単に学ぶことが出来ます。
公開しないために、常に貪欲に学ぶ姿勢を持ちましょう。
横の論理
横の論理では、「できるだけ広く細かい」状態が作り出せるように自分の頭を鍛えておくことが重要です。
論理的かどうかは、受けてが決めることです。
自分の論理を過信することなく、常に視座を上げて、広い視点で物事を見ましょう。
頭が固い人間になってはだめです。常に新しいものを取り入れることは何にしても重要なことですね。
以上、この辺にしておきます。
深く学びたい方はこちらを参考にしてみて下さい。
ここまで読んだあなたなら、努力をする重要性は理解いただいていると思います。
では。お疲れさまでした。