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産業リハビリ クライアント事例:01「自分の身体の悲鳴、聞こえていますか?」

 今回は、私が産業リハビリに入っている企業のクライアント事例を報告します。

✔クライアント

年齢:40代後半
性別:男性
役職:営業開発部部長 執行役員
業務:パソコン仕事 運転 接客対応多い

✔症状

#01 「疲れが抜けない」
#02 「目がピクピクする」
#03 「首、背中が張る」
#04 「うまく眠れない」

✔訴え

 このお方は”身体がきつい”と自覚されていながらも「まあ、こんなものだろう」と病院に行くなんて微塵にも思っておらず、日々仕事に励みリフレッシュ出来ていない状態にありました。

 正直、初めてお会いした時にはこんなに身体の程度が悪い方が普通に頑張って仕事しているのか!?と驚きました。

話を聞いてみると
「この症状で病院とか行ってもいいものなのか?」
「どういった病院に行ったらよいのかも分からない」
「そもそも仕事が忙しく病院なんて行く時間がない」
とのことでした。

✔身体メンテナンス


身体メンテナンス風景

 産業リハビリ介入として、これ以上の悪化予防とリフレッシュ目的に身体メンテナンスを実施しました。
 同時に”あなたの身体は悲鳴を上げています”ということをお伝えしてリフレッシュ方法の模索を一緒に行いました。

 日々の対話の中で「自分の身体がこんなにも悪かったなんて分からなかった」とよく発言されていたのが印象的です。

✔結果

 月2回程度の産業リハビリを2か月ほど継続した結果
「身体が軽い日が出てきた」
「仕事のやり方、考え方が変わってきた」
「リフレッシュする時間を作るようになった」
「今まで無理してきたけど、倒れたら意味がないから身体を労わってあげないといけない」
と、ご自身の身体状態に目が向くように変化が起きています。

 こちらのクライアント企業様に行かせて頂いて1年半が経ちますが、今現在も月に1~2回程度はメンテナンスを実施して身体状態の維持を行っております。

✔まとめ

 今回のお方のように、そもそも自身の身体の状態が良いのか悪いのか分からず無理強いをされている方は非常に多いように思います。我々はそのような方を一人でも減らしていきたいと思っております。加えて”その方の能力を最大限引き出し、自分らしく働ける身体と環境の実現”に向けて励んでいきます。


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