【思い出】『また今度会う時はビールで乾杯しような!』
2020年。今年の夏は暑すぎた。
「こんな暑い夏には…ソーセージを肴にしながら…生ビールで渇ききった喉を潤してやりたい…。」
ポケット型のゲーム機と水筒、それから日頃小さな手でお手伝いをして貯めたお小遣いをナップサックに放り込み、かっちょいい柄の入ったマウンテンバイクに跨って、友だちと待ち合わせをしている坂の上の公園まで、背中に滲む汗や額から流れ落ちる汗に気を止めることも無く、ただひたすら無邪気にペダルを踏み込んでいた10年前の僕には想像もつかないであろう言葉が、今年21