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文章の伝え方って難しい。
9月だというのに、いつまでも暑い。
登山に向けて体力つけるために歩きたいのに、こう暑くてはなかなか気持ちが向かない。
それでもなんとか気力を振り絞り、近くの大きな公園でウォーキングをした。
ヘッドフォンで音楽を聴きながらも楽しいけれど、まるで山を登っているかのように自然の音に耳をすますのも良い。鳥の鳴き声、風の音。自然の音は耳に優しく、森林浴をしているようだ。汗をかきながら無心に歩く。無心…ではない。気づけば思考の海を泳ぎ出す。いつのまにか周りを見ているようで、自分の心の中に深く入っていく…
いつも何気なく思ったことを書いているnoteだけど、それでも言葉選びは考えるよなあ。この言葉は使って大丈夫かな。この言葉の意味ってこれで合ってるっけ?自分の書きたいように書いているつもりが、やはり読んでくれる方の事を意識する。ありのままの強い思いを伝えようとすると自然と強い文章になる。その強い文章は誰かを傷つけることになるのではないか、批判を浴びるのではないか、嫌な気持ちにさせて、もう読んでくれなくなるのではないか。と心配になる。でも熱い思いを伝えるためには、ある程度踏み込んで書かないと伝わらない気がする。難しい。
例えば顔を見ながら話せば、表情や声のトーンで言葉を和らげることができたり、意思疎通ができたりする。でも文章は一方的で、相手の表情を確認できない。自己中である。だから、余計に気を配って書かなくてはならない。伝え方を間違えると読み手に不快感を与えてしまう。
メールやLINEもそうだ。わたしはメールやLINEが苦手だ。この言葉は誤解されるんじゃないか、と毎回ビクビクしながら何回も読み返して送る。どのような言葉で返信すれば正解なんだろう。と考え過ぎるほど考えてしまう。
でも、どうしても熱い思いを伝えたいならば、強い言葉を使ってもいいのかもしれない。まどろっこしく書いていたって伝わるものも伝わらない。その覚悟を持って書いた時、初めて伝わるものもあるのだ。多分、伝わる人には伝わる。わかってくれる人はきっといる。そう信じて、逃げ道を作らないで、書いた文章こそ尊いのではないのかな。いつも覚悟を持って書いていきたい。恐れず、前進していきたい。
気づけば広い公園を5周も歩いていた。身体が疲れた〜と悲鳴をあげている。考え過ぎた!
ベンチに座って、水筒を取り出して、一気にお茶を飲み干す。日陰はだんだん涼しくなってきた。秋は少しずつやってきているのかな。
登山のためじゃなくても、これからも公園を歩こう。思考の海を泳ぎながら。
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