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北海道ぶり燻 春めく南仏のロゼワイン2杯目

南仏ローヌワインの帝王とも称されるギガル。
数万円を超えるような高級ワインから、1,000円台のワインまで守備範囲は手広いが、カジュアルレンジにも手抜きはない。
今晩は昨晩に続きギガルの手掛けるロゼワインをグラスに。こちらはボトル価格1,600円。

さて、ロゼ・ワインの作り方は、①黒ブドウを圧搾して果皮の色素が染み出した果汁を発酵、②黒ブドウを果皮に漬けたまま発酵して適度なタイミングで果汁を引き抜き果皮と離す、③赤ワインと白ワインをブレンド、というのが主な手法だ。

このワインは②の手法で造られ、ブドウはシラー、グルナッシュ、サンソーの3種がブレンドされる。
いずれも陽気な味わいを表出しやすいブドウで、南仏という地中海沿岸で栽培されることで、その傾向は一層強まる。

昨日、北海道アンテナショップで購入したブリの燻製、ぶり燻 (Burikun) に合わせてみる。


ワインをグラスに注ぐ。

ギガル コート・デュ・ローヌ ロゼ [2020], 1,600円
E. Guigal, Côtés du Rhone, Rose, France, 2020, 14.5%
ややオレンジがはっきり入った淡めのサーモンピンク。
チェリー、フランボワーズの快活でチャーミングな果実香に、野薔薇の力強いフラワリーな香り、ほんのりと白胡椒のスパイス。
みずみずしくも充実の開放的な果実味、穏やかな酸味、余韻にほんのりとビターなタッチ。

ぶり燻のパッケージを開けると、強力なスモーク香が鼻腔を刺激する。
口に含むと、乾いた身の欠片から、あのハリとツヤのあるブリの脂身を思わせる力強い風味が豊かに広がる。また塩味もやや強めに効いていて、酒呑みのグラスが止まらなくなるパターンのおつまみだ。
そこにロゼワインを一口グビリ。厳しい寒さの北海道の海で育ったブリの凝縮された旨味、塩味そして薫香に、地中海にほど近い南仏で育った開放的なブドウの果実味に不思議と寄り添った。
ロゼワインは問答無用に、と言ってよいほど様々な食事に合ってしまう。
迷ったときの一本、決して期待を裏切らない。そしてなんといっても、このロゼは1,600円と驚きのコストパフォーマンスだ。
その美しい色合いとともに花見を盛り上げてくれるだろう。時節柄、花見が難しいので家飲みで花見気分を味わいときにもぴったりだ。

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