ハマベレミ|KUUMA inc.

株式会社KUUMA(クウマ)代表 / 企画・編集者 言語が違うものと、学び続ける。遠く…

ハマベレミ|KUUMA inc.

株式会社KUUMA(クウマ)代表 / 企画・編集者 言語が違うものと、学び続ける。遠く感じる文脈を、混ぜ続ける。アクシデントを、面白がり続ける。 🐻KUUMA HP:https://kuuma.co.jp/

マガジン

  • つらつら日記

    猛烈に仕事して、猛烈に子育てしてる、まいにちのこんなこと、あんなこと、つらつらと。

  • 小池加工所 継承日記

    神戸市兵庫区で2020年5月に幕を閉じた木材加工所を引き継ぎ、3社で事務所として活用することを決めました。残された機材や木材たちとどんなふうに向き合い、縁のない兵庫区須佐野という場所で活動していくか日々考え中。木、ものづくり、身近な流通、民衆の活動、あたりがキーワードとなっていて、なんとなく次世代の活動の場として開いていけないかと話している徒然なる記録。

最近の記事

腑に落ちるってこと。

今朝聞いていたオーディブルで、吉本隆明さんがとある詩を例にあげて、詩は知識の披露じゃなくてそうそうと腑に落ちるものがある、というような話を聞いて(わりとはしょってしまっててすんません)、とても良かった。 6年前に、子どもが生まれた時に「自分の言葉を持つ子になって欲しい」という想いをこめて名前をつけて、そのときは「これだ!」と6年の月日を一緒に過ごしてきたんだけど、自分の言葉を持つことって「腑に落ちている言葉を持つこと」なんじゃないかなぁって思った。 経験とか知識とか、持っ

    • 袖にされたけど、大丈夫だった話。

      今日は、なんか1日が長い。 朝から2時間足らずだけど車を飛ばして打ち合わせ場所へ。はじめての場所でいつも通りの最初の程よい緊張感と、ここでの自分の成すべきことをという使命感をきりっと背負って始まった打ち合わせ。 が、めちゃくちゃ袖にされた。 フリーランスになった27歳の時、東京で同じような体験をしたことがぎゅいーんと身体に蘇ってきた。あぁ同じ感覚だよ、これは。 経験を積んでない、知識がない、けれど前に進みたい、同じ景色を見たい、一緒にいいものを作りたい、そんな若い声を一蹴す

      • 小池加工所さん、はじめましての見学日(2024年2月6日)

        はじめに。小池加工所は、神戸市兵庫区にある木材加工所として使われていた場所。2020年にオーナーが亡くなられてから、木材加工事業としては活用されなくなり、4年。2024年4月に3社でここを事務所に活動しようと3社(企画編集会社のKUUMAと、建築設計している文化工学研究所、それから木工作家のHIROYUKI IKEUCHI STUDIO)で引っ越してきました。 残された機材や木材たちとどんなふうに付き合っていくか、縁のない兵庫区須佐野という場所で活動していくか、日々考え中。

        • 汀(みぎわ)で、新しい仲間を募集します。

          はじめに。こんにちは。 株式会社KUUMA(クウマ)代表 濱部玲美(ハマベレミ)です。 今日は、KUUMAで運営している一見変わったレストランを一緒に創ってくれる新しい仲間を募集したいと、筆をとっています。 レストランの名前は、汀(みぎわ)。 まだ開業前に描いていた記事はこちら(開業1年を迎えいろいろ変化していますが、当時の熱い気持ちはそのまま。お時間あればぜひ読んでほしいです)。 2021年11月末にオープンを迎えて、ただいま2年目。まだほやほやのレストランですが、いろ

        腑に落ちるってこと。

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        • つらつら日記
          25本
        • 小池加工所 継承日記
          1本

        記事

          みんなでつくるということ

          2月末に開催して、1000人をこえる来場者を迎えることができた『We Feed The Planet 2022 -みんなでつくるおいしい食の交換会-』、いまさら振り返り記録。 副題の通り、みんなでつくるってことを自身のいままでのプロジェクトでとても強く感じることができる時間だった。 何かをつくることが重要なのではなく、どう取り組むかが重要であることを感じさせてもらえた。わかりやすいものだけにとらわれず、どう向き合って、いっぱい話していくことが、これからもっともっと大切にな

          みんなでつくるということ

          やってみたよ、汀で子どもアート倶楽部、第一弾。

          やっと念願の子どもたちとのアート倶楽部を、汀で開催。 ほぼ写真だけの備忘録だけど、のこしておく! そしてここには雑にはる。乱暴者ですねぇ。

          やってみたよ、汀で子どもアート倶楽部、第一弾。

          企画編集会社の代表がレストランのママになる話。

           やっと10年前から目指してきた37歳になりました。27歳で独立してからずっとここをみてきました。ということで備忘録もかねて長文失礼ぶっこきます。 ・  独立してすぐに、とあるお婆さんから「37歳まで滝のような人生だよ、あなた勉強不足だから他の人の3倍は勉強していくことになるよ」的なことを言われなんとなくしっくりきたのと、学ぶことが大好きだと気づきはじめていたので、不思議がらずお告げを受け入れてきた10年間。 ・  37歳が近づくにつれ、何ができるのかなぁってずっと考えて続け

          企画編集会社の代表がレストランのママになる話。

          8/21 身軽に、楽しそう、でありたいなと思う

          岡田斗司夫 ゼミ(youtube)をよく聞いている。楽しそうに話をする人だなぁー強いなぁーと思ってる。自分の楽しいをわかってるし、それ以外やる必要がないと思ってるんだろうな。 幻冬舎の編集者の箕輪さんとの対談で、この先10年を読み解きたかったら1世紀くらいさかのぼって分析すればいいというようなことを言っていた。岡田さんは石器時代からさかのぼってみたらしい。まずはインプット。歴史を観察して見えてくることを楽しく読み解いてるんだろな。 最近、とても意味があるけど、ちょっと楽し

          8/21 身軽に、楽しそう、でありたいなと思う

          8/20 家事は家族をつなぐもの

          昨日まで長いお盆休みをもらって、家族daysを満喫してました。こっちゃんは、3歳8ヶ月をこえてどんどん会話ができるようになって話すのが楽しい。 そして、昨日は母が再発した乳癌の手術だった。みんなで成功を祈り、立ち会った父から無事手術が終わった連絡がきて胸をなでおろした。ママ、よく頑張ったね。 わたしの両親と同居している我が家。ママがいないとなんかがらんどうな感じがした。ママはいつも家にいて家事をしてくれてる。料理は決して上手じゃない(自他ともに認め共有しあってるので悪口に

          8/20 家事は家族をつなぐもの

          8/11 食とアートの交差点

          新しくつくる場所のこと考えているー。 汀では食とアートを軸に発信していきたいと思ってるんだけど、どうして「食」と「アート」の融合をしたいんだろうーって改めて考えてた。 食は日常的なもの。必要不可欠なもの。そばにあるもの。お腹を満たすもの。アートはわたしにとっては必要不可欠だけど、社会にとっていまそれが当たり前に日常的な存在になっていないと思う。お腹を満たすものと満たさないものを融合させていきたいーって思ったな。 人生って異なるものと交わるためにあるんじゃないかって話をして

          8/11 食とアートの交差点

          8/10 幼稚園の思い出

          8/10 幼稚園の思い出

          8/7 ほんまにそれしっくりきてる?って考えてみる

          8/7 ほんまにそれしっくりきてる?って考えてみる

          8/6 縁起からみえた方便のこと

          8/6 縁起からみえた方便のこと

          8/4 この時間が一番楽しいわ〜

          って、はまちゃん(旦那さん)から言われました。嫁さん(私)と話している時間が一番楽しいらしい。なんてことない市役所に納税証明書とりにいってる時間なのにさ。こんなこと言ってくれる人が人生にいるっていうのが、改めてすごいなぁと思った。そしてその楽しさを実感して、言葉で伝えてくれるはまちゃんもすごいなぁと思った。 そんな私たちもアラフォーまっしぐらで、からだにいろいろガタもきながら、それと向き合って必死に自分らしくあろうともがいている。いまは一緒に新店舗の計画中。『SNACK 汀

          8/4 この時間が一番楽しいわ〜

          うちの家族のありかた

          2020年に書いてた記事がふらっと未公開のまま漂ってるのを見つけた。読んでみたらぐっときたので(自分でゆっちゃう)、公開ボタンを押してみた。 ↓すたーと いま、北野でわりかしと高級業態のレストランやってるはまちゃん(旦那さん)が、戦っている。 昨今の新型コロナの影響も多少なりともあると想う。 リストランテは大変だね。プライドがある、原価率高い、スタッフは誰でも良いわけじゃない、固定費高。それに比べてうちは原価率がひくい商売。そのかわり無形物だからちゃんと伝わらないと売上0

          うちの家族のありかた

          8/3 クウマは学びあうための器

          2017年に生まれたクウマは、いま私をいれて5人のチームになりました。新卒のメンバー1人以外、みんな複業をしてるのは、お金が目的じゃなくて、「自分でなにかを生み出したい」がびんびんだからだと思う。 昨日のチーム定例は、今度クウマとして新しく始めるお店の話からスタートー。お金を借りて、ゼロから生み出す新しい居場所のサービスは、ドキドキでワクワクでヒリヒリで最高に楽しい。けどなんか孤独だったのかもしれないな、と今日振り返って思った クウマのゲートをくぐってきてくれたチームのメ

          8/3 クウマは学びあうための器