【2022年最新版】ボイトレに通っても上達しないあなたへ
全国区のボイストレーナーイチです。
今日は「長年ボイトレ教室に通い続けてきたけど、未だに悩みが取れていないあなた」へのブログです。
「シンプルに歌うことが大好きだ」
「自信を持って声を出せるようにしたい」
「歌手や歌い手に憧れている」
そんな思いのもとボイトレをスタートさせたものの、
・なかなか思い通りの歌声にならない
・高音がいつまでもキンキンしてしまう
・それっぽいアドバイスはもらっても、解決しなかった過去がある。
といったあなたに今回は伝えたい内容で
深い悩みに対応した専門的な改善策をお話ししていきます。
ぜひ今のうちにフォロー、スキっていってくださいね♪
それでは本題へ行きましょう。
【歌が上手くならない原因】
歌が上手くならない原因は主に2つしかありません。
①発声能力が向上していない
②表現力が乏しい
この2つです。
【発声能力が向上していない】
発声能力とは主に
①発声の質向上
②ミックスボイスの習得
③喉のポジションコントロール
④声の響かせ方操作
⑤これらを行き来する喉の柔軟性
といった、発声全体の自由度
を指します。ボイストレーニングで改善できるのはこの「発声能力を向上させる」という分野であり、
おそらくあなたも求めているであろう
「プロの○○のような高音が出したい」といった目標も、このボイストレーニングを攻略すれば可能になります。
【表現力が乏しい】
続いて表現力が乏しいという点です。こちらはボーカルディレクションという内容で「ボーカルトレーナー」や「歌い方解説」などがこちらに当てはまります。
かんたんにいうと
①ビブラート②フェイク③しゃくりフォール④グルーブ感⑤子音の操作などの
どのようにトラック(曲)に乗りメロディを歌い上げるか⁉︎
が関わるテーマです。
ちなみに大人気ボイトレYoutuberのしらスタさんはこちらを取り扱う「ボーカルトレーナー」になります。
【まずは両者の違いを把握せよ】
大前提として、「発声全体の自由度」が乏しい状態で「表現の幅」は広がりません。
つまり初めに行わないといけないのは「ボイストレーニング」であり、ある程度の基礎発声を身につけてからカラオケで歌うという実践を行わないと、歌そのものが上達しないということです。
つまりボイトレ教室でずっと「歌の練習」をさせられている間は、ほぼ発声向上につながらないので今すぐ辞めろということ。
これをまず肝に銘じておいてください。世の中にはビジネスで生徒のことを第一に考えていないスクールがたくさんあるからです。
【ボイストレーニングの罠】
次に、「ミックスボイス系の練習のみ」で登れる山には限界があるということ。
こちらの壁にぶち当たっていないかを今すぐチェックしてください。
ミックスボイス系のSLS(ハリウッド式ボイストレーニング)やセミオクルーティッドなどの半閉鎖形エクササイズですが、こちらを行って出る結果は以下の2つです。
①ある程度高音は伸びたが、未だに不安定
②そもそもまったく音域が伸びない。苦しい
①は独学で登れる最高レベルの状態かなと思います。
高音は声帯閉鎖を作ったまま伸展筋を働かせれば可能になっていくので、その周りの舌や息の吐き方などが力んでいいても声帯の形状が保たれていればピッチ自体は出せます。
つまり、高音は力んだままでもある程度出せてしまうということです。
ここが非常に厄介なのですが、この力んだまま発声を続ければ、いずれ良い声になるだろうと「高音の歌を歌いまくる」という方が最近多いですが絶対にやめてください。ボイトレでの時間とお金を無駄にすることになりますよ。
変な癖をつけてしまうと後々喉の筋肉が硬化して、エクササイズを行なったときに取りずらい状態になってしまいます。
また曲がりなりにもHiC前後までチェストから引っ張れるあなたは、発声するとなぜか声を大きくしないと出せなかったり舌や顎が力んだり、歌になるとかなり不安定な声質になるかと思います。
これらの症状があるあなたは次お話しする【】を要チェックしてください。
②そもそもまったく音域が伸びない。苦しい。
力んだままですら高音域が出せないあなたはおそらく発声能力がかなり低下しているか、普段から声を張る習慣がない方かなと思います。
こちらの方がミックスボイス系のトレーニングを行うと力みと喉の硬化によって発声が崩れるので、高音系のエクササイズはオススメしません。
【いずれにせよミックスの練習だけでは完成しない】
ココから言えることとして、
ミックスボイス系の練習だけでは、歌の中で自由に発声できる状態には到達できないということです。
必ず力んだままであったりバランスが悪かったり、うまく声が響かせられない原因を残したままにしてしまうはずです。
つまり、最初から最後までスケール練習やミックスボイス系の練習のみをやらせるスクールではパーツが揃いません。
呼吸があり、声帯があり、共鳴があり。。
これらをバランスよくトレーニングすることで質の高い発声が「コントロールできる」ようになるんです。
【地声と裏声の分離(アンザッツ)】
続いて地声(チェストボイス)と裏声(ヘッドボイス)の分離です。
よくあるのがアンザッツと呼ばれる、喉頭懸垂機構と呼ばれる喉を吊る筋肉をまんべんなく鍛えるトレーニングですね。
ボイトレ歴3年以上の方くらいであればほぼ知っているかなと思います。
このアンザッツを行なって得られる効果は絶大ですが、アンザッツで得られる結果は以下の通りです。
①地声と裏声の声の種類が増える
②発声が安定しやすくなる
少なくとも上記のボイトレ法よりかは成果が出やすくなるかと思います。地声と裏声の素となる音色作りを行えるので、発声の自由度が一気に高まるかと思います。
【ですが、歌になると安定しない】
ですがこれも同じく、
歌になるとうまく扱えない。
あまり結果が目に見えない
と悩まれる方が多発しています。
理由はボイトレを「声帯」のみで考えてしまっているからです
先ほどもちらっと話しましたが、発声は「呼吸→声帯→共鳴」といった連携プレーによって音色が成り立っています。
ですがこのアンザッツやSLS式のミックスボイストレーニングは「呼吸」と「共鳴」についてほとんど触れていません。
声帯閉鎖に依存した発声はカエル声のような音色で、前に出すぎた聞こえの悪い喉声に近い響きになってしまいます。
【人間の声の支えは2つに分けられる】
覚えておいて欲しいこととして、人間の発声の支えは「横隔膜」と「声帯」のバランスで決まります。
【Q】横隔膜がどこにあり、どんな動きになるようトレーニングしていけば良いかわかりますか⁉︎
【A】横隔膜は息を吐くと、図のように上がってきてしまうものなのです。ですが歌声を作るためには発声時に横隔膜を下げた状態を作らないといけません。
これができてくると、声を発した際に横隔膜が下方部へ支えを加えることで、声帯で声を支えずに発声ができるようになります。
これがいわゆる「腹から声が出る状態」です。
世のボイストレーニングでうまくいかない方の99%が声帯で声を支えすぎて過緊張を起こすことが原因なのです。
【あなたが教わったボイトレは、どれ⁉︎】
かなり内容が濃くなってしまったので、以下の3つのうちあなたが通ってきたボイトレはどれに当てはまるか。チェックしてみましょう。
①発声練習→歌唱→アドバイスをもらう
②ミックスボイス特化型練習
③アンザッツ等の地声裏声練習
おそらく①〜③のどれかに90%が該当するかなと思います。
が、ここで勘違いしてほしくないのは
これらはすべて正解であり、あなたにとって必要なレッスンだったということです。
ただ何がいけなかったのかというと、発声の「呼吸→声帯→共鳴」のメカニズムに沿った、土台からの積み上げを端折ったが故に、発声の支えを未だ声帯に依存しすぎているということ。
つまり「体を使った発声方法」を学ぶ必要があったということ
ここに尽きるのです!
これらの内容を読んでもらったらわかる通り、発声というのは1つのスキルで完成するものではありません。
さまざまな分野を学び、それが1つの声に濃縮された時に「良い声」となってあなたに返ってくるのです。
なので今欲しい結果が見えてないとしても、これまで得た「成果」は決して無駄ではありません。
広い視野をもって、まだあなたが「触れていない分野」に、1つずつ触れていってください。
「ボイトレ教室」はほんとうに濃さや密度がまばらでして、1から100までのプロセスを丁寧に兼ね備えた専門家に出会える確率がほんとうに少ない世界なんです。
なので大事なことはまず「発声の全体像」を知ること。
そしてじぶんに足りないものを補ってくれる教室、講師を探し、1つずつ基礎を身につけていくことです。
そして僕の運営するRemakeVoiceでは、呼吸について、どこの教室よりも徹底的に深く改善に努め、声帯の操作方法や音域拡大までを1つずつ丁寧に行なっていきます。
今のあなたには何が足りていないのか。
あなたの声帯はどのように育てていくべきか。
あなたの力みの原因を潰すトレーニングとは。
発声を分析して、あなたの求める歌声へのパーツを1つずつ作り治していきます。高音域にフォーカスせずとも、楽で響く高音が自動で手に入るカリキュラムです。
【今、新規のチャレンジャーを募集しています】
僕のボイストレーニング「RemakeVoice」では現在、新規の生徒を募集しています。
現在40名に「完全個別マンツーマン」を実施し、確実に基礎を体得し、自動であなた史上最高級のミックスボイスが習得できるメソッドを実践いただいています。
ぜひまずはカウンセリングへお越しください。
メルマガ読者やYoutubeをご覧のみなさんには無料の発声相談(LINEにて30分実施)を行っているので、ぜひ気軽に遊びにきてください。