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なるべく育児イライラを減らす。案

育児の大変さって、意外と環境が作用する事が多い、というお話。


育児を最初にやろうとした時、

・子どもの成長を知らなきゃ、とか、

・遊び方知らなきゃ、とか

・知育にいいものはなにかな?とか

・ママ友作って情報をもらってこなきゃ、とか

そんな事を最初に考えると思うのですが、子どもに良いことをしてあげようという想いと反比例するかのように時間も体力も精神力も奪われ、気づいたら怒ってばかり。。。となる人も多いかと思います。


育児、とにかく疲れるんですよね、体力的に。

フルマラソンしてるわけでもないのに、地味な動きでも夜は子どもと寝落ちする位疲れる。

そして、毎日「ママーママー!」と呼ばれ精神的にも疲弊する。予測つかない動きに後処理しなきゃいけないようなトラブル続出。

それは自分が一息付きたいと思う時に限って起こり、結局トイレにも行けないまま数時間ぶっ続けで動いてる場合も。

私も保育士として他人の子を見てる時には感じなかった、「ママー!」と自分を求める声によっての精神的な疲れは、相当なものでした。いや、可愛く嬉しい事でもあるのですが、神経休めないので。

たぶんチューニングして・・・る事はないとは思いますけど、完全にロックオンされて狙いうちです(笑)

「育児より仕事してる方が楽」という言葉は、多分このあたりのロックオン問題が大きいのではないかと思います。

仕事の方が楽とか考えられない、という人もいると思いますが、このロックオンは例えるならば、

落としたら世界が滅亡する直径5センチの爆弾を直径1センチの棒の上で支え、それをずっと寝る時もお風呂の時も落とさないように見張っててくださいねと言われた感覚に似てる(言われたことないけど)。しかも、たまに爆弾は自分で揺れます、揺れたらけたたましいアラームで鳴りますという条件付きで。

落ちたら間違いなく死ぬ、それを24時間体制で管理する。

爆弾は喋らないけど、落ちたら世界が滅亡プレッシャーは半端ない。

アラームと揺れでぐっすり熟睡出来ない、気が休まらない。

アラーム鳴ったら周りの人にすごく怒られ、でも自分で揺れるんですって弁解すると「ちゃんと見てなきゃ!」と言われ。

そんな時に、8時間は預かりますよ、と言われると「お・・・お願いしますぅぅ!」となるのは必然かと。

仕事、大変ですけどね、外の仕事とはまた違う性質の仕事が育児で。


とにかく体力精神力に加え、「神経」をフルに使う育児は、周囲の環境を整えて、定期的に自分を休めないと追い込まれます。

それは自分が至らないのではなく、人間であれば当然です!


もし、「私、ワンオペだけど超絶育児楽しくて全然疲れない!」と言ってる人がいたら、「あ・・・きっと火星人かもしれない」と思いそっとしておきましょう(本当に疲れてない人が居たらすみません笑)



【環境を整える】

*人的環境を整える

私はHSP気味なので、育児を行う際は今までの知り合いや友達や親親戚等々とは距離を置きました。(人付き合いにより受ける影響が強いという意味で)

育児の方針の違いは、専門的な知識がある保育教育関係者でも方向性はみんなかなり違います。

合う人合う人に毎回「これやってもいいの?」とか「やらないほうが、やった方がいいんじゃない?」とか「まだこれ出来てないの?」とかとにかく成長やパーソナルな事に関してあーだこーだ言われて、それに対して説明をしたり、もしくは相手を傷つけないように対応しながら言われた事を自分自身で処理してストレスにならないようにするのが大変な労力なので、距離を置きました。

その代わり、自分が信頼をおける小児科や育児サポート、保育園の地域支援、一時保育、児童館などの保育教育施設は、自分と娘に合うところを選んで利用させてもらいました。

専門の先生方の、<適切に関係を気づいてくれて、何も言わなくても娘の事を理解して支えてくださる姿勢>には本当に専門性を感じありがたい限りです。(アレルギーとか持病とか必ず伝えないといけない部分はもち伝えますが)

何も言わなくてもくまなく理解してくれている、というのは保育に携わる人の素晴らしいスキルです。洞察力や観察眼、気遣い等々、魔法のようだといつも思っています。


こう書くと、じゃぁ家族や友達ってなに?と思う方もいらっしゃると思いますが、0〜6歳児位は本当に心身共に疲れるので、

<説明がそんなにいらず、なるべく気を使わなくていい相手>

<相手自身のストレスや処理しきれていないものをぶつけるには育児はかっこうの的なので(あーだこーだ言いやすい、正解がないから。なのに経験者というだけで上から目線で言いやすい)、不要なアドバイスや指摘をされやすい>

という点からも、本当に心を許せ、相手が自分で感情の処理をしきれる相手でない限りは専門家に頼る事の方を多くした、という事です。

もちろん、家族親族も友達も大事にしたいので、余裕が出来たらまた元の関係に戻りたいと思いますし、その時までそっとしといてくれるのが本当の家族友達なのかなぁとも思います。

助け舟を出すだけではなく、そっと見守ってくれるというのも。


なので、ママ友も作ってはなく、顔見知り程度です。

育児は周囲と比べやすくなるので、気分のアップダウンを避けるためというのと、

あとは、大人同士の話が長くなると、子どもを見れなくなるし、危険を予測出来なかったり、遊び中にきちんと向き合う場が設けられなかったり、成長の瞬間を見逃したりするので、最小限の関係に留めました。

社会とのつながりは、一時保育や保育園児童館の行事などで補っています。


これは、私の一例であって、これが正しいとも言い切れません。

要は、自分が一番笑っていられてストレスなく過ごせる人間関係を周囲に用意することが一番かなと。

まず、自分が疲れない事。その環境の中で、じゃぁ子どもにもいい環境はどこかなと探す事。年齢が小さい内は親が一番親しい関係なので、子どもの為にと我慢してもどこかで必ず滲み出て、それを子どもに察知されます。

可能であれば、可能な限り自分が笑える人間関係を用意する事、それが一番なんじゃないかなと思います。ママが笑っている穏やかな状態が子どもは落ち着きます。

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*家の中の環境

物を仕舞っている場所が分かって出し入れしやすいような位の荷物量→時間短縮

床や机にはなるべく物を置かない→掃除しやすい

子ども自身が使う物は自分で出し入れしやすいように→大人の手が減る

触られて怒ってしまう物は触られる場所に置かない→怒る回数・イライラ減らせる

汚されて嫌なものは汚れないよう対策をする(カバーとか)→怒る回数・イライラ減らせる

壊されたりキズつけられて嫌なものは対策をする(壁とか)→怒る回数・イライラ減らせる

水場はスッキリと→掃除しやすい

おもちゃは一種類一箱→子どもが片付けやすい→大人の手が減る→怒る回数減る

青いビニールシート最強説→食事・遊び・トイトレ等都度部屋に引いておくと掃除が楽→イライラ減る

キッチンのすぐ横にもおもちゃコーナー→食事作る時の「ママー!」が減る

トイトレ時はバケツ・タオル・おしり拭き・除菌シートのセットを常に部屋に置いておく→「待ってて!」の時にうんちやおしっこが部屋中に錯乱・・・を防げる

あげるとキリがないですが、困った事には必ずどうしたら楽になれるかを考え、環境をセットするだけで、格段にイライラが減ります。

これから産む人は、とにかく家の整理だけでもしておくと違います。



イライラの大半は、こうした人的環境・物的環境がごちゃごちゃになっている事から起こっています。(自分のやる仕事が単純に増えるのでね)

あとは、認知や考え方の思考の習慣もあると思いますが、それは環境を整えてもまだイライラする時には考える手段かなと思います。


・・・「認知や考え方の習慣」の話も、おもしろいですね。育児とどう関わってくるのか。

今度書きます。


それでは、なるべくイライラしない子育てライフを!

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