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退院

朝食

・ご飯
・炒り豆腐
・お味噌汁(かき卵)
・ヨーグルト

朝一番で採血。
体調は特にいつもと変わらない。

昨日、仲良しの看護師と話した。
病気やプライベート、『侍』について色々と…。相変わらずの笑顔は和む存在。

同時期に肝炎で入院した患者さんはまだ目処もついてないのに、僅か1週間で退院はスゴい回復らしい。通常、肝炎だと1ヶ月はかかるそうなので、確かに。

さて検査結果は…?


昼食

・ご飯
・白身魚の味噌煮
・菜っぱの煮物
・桃

今日は担当医が救急担当なので、検査結果の報告が遅れている。
特に治療を始めるって感じじゃないから、大きな問題はないみたいだけど、やっぱり気になる…。

結果次第だと、今日は自宅に帰れるもんね。
何しろ、出張先からそのまま検査入院だったから、ちょっと悲惨…。

入院時に買ったテレビカード(30時間:1000円)を使いきった。
入院して9日だから、あまり見てないかな。相変わらず片耳イヤホンは疲れるので、野球とかスポーツを眺めるくらいだったもんね。

ようやく、検査結果が出た。
数値的には退院レベルまで低下しているので、病院に留める理由はなし。
目に黄だんが出るくらい高い数値から肝炎を起こしたのは確かではあるけれど、その要因については、未確定との判定。
最初に飛び込んだ緊急病院でも、明確な要因が掴めていないので、不安要素を残したままの退院になった。

もっとも、潰瘍性大腸炎の定期検査を継続していくので、肝炎についても観察してくことでしか、今のところ判断できないようだ。
セカンドオピニオンを考えなくはないけど、症状が落ち着いている状態では、そこに気持ちを持っていく気分までにはならなかった。


あとがき

入院日記はひとまず終了です。
今後は「通院日記」として、病気や病院で気になったことを書いていこうと思います。

今回、改めて、当時、病室で書いていたメモを見ながら、他のブログで書いた記事をサルベージしたのですが、幸い大腸全摘などの重篤な状態にはならなかったものの、潰瘍性大腸炎の発症から重症化による入院、初めての体験ばかりでした。

約2ヶ月の入院、翌年には僅か1週間でしたが、出張先で体調不良(後に急性肝炎と診断)を起こして、そのまま入院。
担当医や看護師のみなさん、薬剤師さんや栄養士さん、同室の患者の方々、そこで出会った方、仕事や人間関係に対する考え方も大きく変わった出来事でした。再入院はゴメンですが、人生の中で大きなマイルストーンです。

肝炎は数値に異常もなく、未だに原因は不明ですが、潰瘍性大腸炎については、2カ月に1度の定期検診が継続されています。当時の担当医は転勤され、新しい担当医に変わりました。新しい担当医は、明るくて、患者目線でいつも新しい情報を提供してくれます。分からないことは何でも聞く、入院時に感じたことは今でも実践しています。
相変わらず不良患者ですが、よろしくお願いします。

医学の進歩は、今、この瞬間に革新的な治療法が見つかる可能性を常に持っていると思っていますので、潰瘍性大腸炎だけでなく、全ての病気は、いずれ克服できると信じています。

仕事がシンドイ時、『1週間くらい入院したいよね』って、冗談交じりに話していましたが、実際の入院生活の辛さ、何より健康の大切を考えると、できれば、もう勘弁して欲しいです。

現在、様々な病気と闘っておられる方々の1日でも早い回復を心からお祈りします。

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