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【コラム】柑橘系精油の使い切り方法


柑橘系精油の使用期限って?

柑橘系精油。
レモンやスイートオレンジ、グレープフルーツ、ライム、マンダリンなど・・・。

基本的に精油の使用期限は開封後1年とされていますが、
柑橘系精油は開封後6ヶ月と短めです。酸化が早いのが影響してます。

柑橘系精油って採れる分が割と多めの精油なので、
メーカーによっては10mlで500〜800円とか割とお手頃に手に入れられるんですよね。最初に精油を揃えたい時に金銭的に集めやすい精油です。
ですが、取り扱い店舗によっては10ml規格〜 しか取り扱ってなかったり・・・。

期限が短めなのに、手に入れやすくて1回購入量が多い。

しかも柑橘系精油は光毒性(皮膚に塗布したあと紫外線に当たると皮膚トラブルが起こりやすい性質)という独特の性質をもつため、使用方法やトリートメントに使えるタイミングも限られちゃう・・・。

積極的に芳香浴やスプレーなどで使用するのがベストですが、
特にわたしの家は猫もいるし、毎日柑橘の香りばかりも飽きちゃうし、使用期限内に使い切るのって難しい!
(柑橘系精油に含まれるリモネンという成分が猫の体内に入ると悪影響を及ぼすと言われてます)


そこで、使用期限ギリギリ、あるいは使用期限切れの柑橘系精油のかけこみ的使用方法をご紹介します!

今回はメジャーどころである、スイートオレンジ、グレープフルーツ、レモンについてです!


スイートオレンジはコンロ周りの掃除に!

オレンジ成分が含まれる洗剤があるように、抗菌・抗ウイルス作用をもつスイートオレンジ精油は掃除に大活躍します。

精“油”というくらいなので、とくに油汚れとの馴染みもよく、掃除後はスイートオレンジ特有のジューシーないい香りになるのでコンロ周りの掃除におすすめです。

使い方は原液をタタタッとコンロ周りに垂らして、キッチンペーパーやスポンジでこすり洗いするだけです。

ただし。
これを使えば、1回でガンコな汚れもこの通り!的な効果はないので、まめに掃除するのが大切です。
(寝かせに寝かせまくったコンロ汚れが1回で思うように取れず四苦八苦したのはわたしです・・・。こまめに掃除しなきゃね・・・。)


グレープフルーツは玄関先に!

グレープフルーツは学名でCitrus paradisi(キトルスパラディシ)といい、語源はパラダイスに由来します。

幸福感をあたえる香りをもつグレープフルーツは、安心感をあたえる香りでもあるので、家の外と中をつなぐ玄関に香らせておくのにおすすめしたいです。

使い方は簡単で、グレープフルーツの精油瓶の蓋をあけて玄関の隅に置いておくだけです。
精油には揮発性があり、スプレーやディフューザーと異なって何も混ぜずに置くので、香りがより広がりますよ。


レモンはトイレに!

突然ですが、わたし便秘持ちでして。
野菜や水分不足になると絶対4〜5日出なくなります。涙。

柑橘系精油に限らず、食べられるものから採れる精油は総じて胃腸の調子を整える効果を持つので、ほとほと便秘に困ったときはおくすりに頼るばかりでなく、精油を活用しています。

キャリアオイルに混ぜてお腹をマッサージするように塗るのが効果的ですが、香りを嗅ぐだけでもある程度は効果があります。

そこでおすすめなのが、トイレに香らせる方法!

レモンは柑橘系の中でもフレッシュでさっぱりとした香りがあり、トイレの消臭剤にもレモン系の香りがあるように、トイレ空間をスッキリとさせてくれます。
さらに胃腸を整える効果があるので、便秘持ちな人に、あるいはお腹の調子がイマイチな人に良いと思います。

使い方はこれまた簡単で、トイレットペーパーを数cm切って精油を数滴垂らします。
それをペーパーの芯の中に入れるだけ。
カラカラと回すごとにふわっと香りが広がりますよ。



酸化が早い柑橘系精油。
揮発も早いので、開けたてよりは香りが落ちているとは思いますが、ぜひ最後まで楽しんでください。
ただし、香りが怪しいものは傷んでしまっているので、残念ですが捨てましょう・・・。


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